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TOSSランドNo: 7244248 更新:2013年01月01日

五色百人一首の指導を授業の原則十ヶ条に沿って実践する


1、毎日、継続して取り組む五色百人一首

TOSSと出会い、学級担任を持つようになってから、毎日少しの時間を取って五色百人一首に取り組んでいる。
子どもたちの実態やその日の状況によって多少差はあるものの、だいたい3~5試合に毎日取り組んでいる。
毎日取り組むからこそ、向山指導の原則にのっとって実践したい。
そうすることが、授業の腕を磨くことにもつながる。

2、授業の原則十ヶ条に沿って実践する

五色百人一首をはじめる、1日目の指導はもちろんのこと、その後の実践においても、取り組む中で、『授業の原則十ヶ条』の沿って取り組むことが、安定した取り組みになり、子どもたちが楽しく取り組める。

第1条 趣意説明の原則

毎年、五色百人一首をはじめるときに子どもたちに語る。子どもたちに「なぜ百人一首をするのか」という趣意説明をするのだ。
五色百人一首をする理由は大きく4つ。それを子どもたちに真剣に、力強く子どもたちに話す。

「戸崎学級では、毎年五色百人一首をします。なぜ、毎年するのかというといいことばかりだからです。
一つ目は、昔の言葉や難しい言葉を覚えるのでかしこくなります。
二つ目は、札をはやくとること瞬発力などの運動能力も鍛えられます。
三つめは、勝ったり、負けたりすることで心が強くなります。
最後に、何よりもクラスのみんなと仲良くなれます。」

第2条 一時一事の原則

はじめて百人一首をするときには、一時に一事ずつ、丁寧に、方法とルールを教えていく。
例 教師:札を取りにきます。子ども:札を取りにくる。
教師:2人組になります。子ども:二人組になる。

第3条 簡明の原則

はじめて子どもたちが百人一首をするときの、指示はもちろん短く、言葉を削って説明をする。
子どもたちがやり方とルールを覚えたらあとは、もう教師は札を読むだけである。
そこに無駄な言葉はない。

第4条 全員の原則

一日目、誰かがお手付きをしたとする。その瞬間にお手付きのルールを全員に教える。
「○○さん。今先生が読んだ札と違う札を取りましたね。」
全員に向かって、「それをお手付きといいます。」
「お手付きをしたときには・・・。」というように、個別に対応するのではなく、全員にルールを理解させる。

第5条 所時物の原則

『場所』はもちろん教室。二人組になって札を並べやすいように、机の高さは全員同じ高さに揃えている。
身長に合わせて椅子の高さを調節し、学習しやすいようにしている。
『時間』は、私の学級の場合は帰りの会の時間を使っている。
帰りの会の時間が20分もあるのだ。帰りの準備やトイレ休憩、百人一首の準備に約5分。1日に5試合して試合時間に8~9分ぐらい。トーナメント表とポイントのチェックに3分。連絡とあいさつで3分程度。
合計20分。ちょうどよい時間である。
『物』は、もちろん読み札と取り札。色ごとにかごに入れて収納している。
子どもたちは帰りの準備が終わった子たちから、札を取りに来て準備をする。

第6条 細分化の原則 

1日目。趣意説明のあと、百人一首のやり方とルールを細分化して説明する。
まずは、札の並べ方。
上の句、下の句があることを教える。手が下の者が札を取れる。
同時の場合は、じゃんけん。お手付きのルール。
など細分化して子どもたちに説明をしていく。

第7条 空白禁止の原則

帰りの準備が半分ぐらいでてきてきた頃、札を読み始める。
全員準備できるまでは待たない。
私は9割ぐらいの子が準備できたと思ったら、「練習終り。次、本番。」と言って本番の試合を始める。
こうして空白時間をなくす。

第8条 確認の原則

1試合ごとに、子どもは勝ち負けで席を移動する。
移動をしたのを確認してから、次の試合を始める。
また、その日の試合がすべて終了したときには、その日のチャンピオンを確認してホワイトボードのマグネットシートの名札に、ポイントを入れる。
5ポイント達成した人は、マグネットシートの色を変える。
これで、1試合1試合、そしてその日の達成度を確認するシステムになっている。

第9条 個別評定の原則

試合が終わった時には、「3枚以上取れた人?」と手を挙げさせる。
「3年生レベル。」「4枚以上は(手を挙げて確認しながら)、4年生。」「5枚、5年生。」「6枚、6年生。」「7枚以上、中学生・・・。」「10枚以上の人?」「天才!!」と短く個別評定を入れる。
または、「2人力を合わせて全部ペアは?」「すごい団結力だ!!」と2人組での評定を入れることもある。

第10条 激励の原則

早く準備できた子をほめる。札を並べるのが早い子をほめる。
姿勢がいい子をほめる。
「お願いします。」がきちんと言えた子をほめる。
たくさん覚えていて取るのが早い子をほめる。
2人で力を合わせて全部の札(17枚)を取れた子たちをほめる。
「勝たせてもらって、ありがとうございます。」と言えた子をほめる。
「家で覚えてきたよ。」という子をほめる。
その日ポイントをもらえた子もほめる。
負けたけど一生懸命している子をほめる。
負けてすねて2試合目からできなかった子が、今日は最後の試合まですねずにできたことをほめる。
片付けが丁寧にできた子をほめる。
試合の最後に「ありがとうございました。」ときちんと言えた子をほめる。
自分の勝負札を取れた子をほめる。
 とにかく、五色百人一首をしているとほめる場面がたくさんある。
ほめることがたくさんある。
子どもも、たくさんほめてもらえるので、楽しく五色百人一首に取り組むことができる。


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