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TOSSランドNo: 1115167 更新:2012年12月31日

「行事作文指導」の追試


向山洋一先生の、「行事作文指導」の追試である。
向山先生の場合、「運動会」での作文が有名であるが本実践では「集団宿泊教室」である。
指導のポイントとして、次の3つが挙げられる。

 1 局面を限定する
 2 個別評定をする
 3 よい文章を紹介する

実践を紹介する。
1泊2日で集団宿泊教室に行った翌日の、1時間目の授業である。

1 局面を限定する

疲れた雰囲気の中、授業開始と同時に、次のように言う。

指示1:

集団宿泊教室の作文を書きます。書き出しの1文をノートに書いて、持ってきなさい。8点以上なら、作文用紙に書いていきます。

「書き出し」に、局面を限定するのである。

2 個別評定する

すぐに、1人目の子どもが持ってきた。
 「5月31日から6月1日まで、宿泊教室がありました。」
と、書いていた。

「すごいねえ。2点です。」

本人はもちろん、クラス全体に聞こえるように言った。「えっ」という表情とともに、クラス全体にも緊張感が走った。

2人目。「5月31日から2日間、宿泊教室に行きました。」

「すごい。2点です。」

やはり、「あれっ」という表情である。
次々と持ってくるが、1点から3点である。
2回目、3回目を持ってくる子どもが出始める。工夫が見られるようになる。

 「ナイトゲームの1ポイント目は、いろいろな動物の鳴き声を言うのでした。」

「よし、8点。」

「やったー」と言いながら、返っていく。

3 よい文章を紹介する

8点をとった子どもの書き出しを、大きな声で読んでやる。
すると、次々と合格者が出る。学級全体に波及していくのである。

 「『冷てー』と思わず言ってしまいました。」に対して、

「会話を使っています。9点です。」

と、ちょっとだけ説明を加えたりした。

 「ぼくは、こうすけ君とどきどきしながら歩いていきました。」には、

「気持ちを書いていますね。9点です。」

この他、次のような書き出しを書いてきていた。

 ・ナイトゲームで、ユーレーが出たらどうしようと思いました。
 ・「もう、おばけが出そうだ」という気持ちで、グランドを出発しました。
 ・ぼくは、ペーロンにのってカイをこいでいたら、手がいたくなりました。
 ・海の水はとても冷たかったです。
 ・おふろはとても楽しかったです。

合格した人から、作文を書かせていったが、一つ、初めの部分を紹介する。

私は、一番最後だったので、一番こわかったです。
 一番最初の人は、明るかったけど、だんだん暗くなってきて、しんぞうが「ドックン、ドックン」なっていました。
 そして、先生が「14番の人、用意お願いします。」と言ったので、活動班の人とならびました。
 先生が「10、9、8、7・・・」とだんだんスタートが近づくたびに、しんぞうが「ドックン、ドックン」早くなって、そのときに「スタート」と先生が言ったので、スタートしました。(後略)

引き締まった作文を書くことができていた。


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