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TOSSランドNo: 1081407 更新:2013年01月01日

話す聞くスキル 1 回文


1 「熱中教材」としての話す・聞くスキル
 話す・聞くスキルを使うと、子どもたちが夢中になって声を出し、教室に笑いが起こる。

①短い時間で行うことができる。
②簡単で楽しい教材が多い。
③教師と子ども、子ども同士のコミュニケーションの場を設定できる。

 授業時間で話す・聞くスキルにかける時間は5分程度である。長くても10分程度で行うことができる。短い時間にテンポよく行うことで、子どもたちは熱中して活動する。
 「早口言葉」「えかきうた」「かずかぞえうた」「回文」「じゃんけんうた」など、遊びの入った教材が多く、子どもたちが楽しく、繰り返し唱えることができる。
 教師と子どもの掛け合いや、二人組で読み合ったりグループごとに読んだり群読をしたりと、教師と子ども、子ども同士のコミュニケーションの場が設定できるように、教材内に指導の工夫が提示してある。先生との掛け合いに笑ったり、みんなで楽しく声を揃えたりする場が増えると、教室は楽しいだけでなく、あたたかい雰囲気になる。

2 「国語の力を伸ばす教材」としての話す・聞くスキル
 国語の教科目標には、指導要領の改訂後も変わらず「伝え合う力を高める」という言葉があり、言語を通して適切に表現したり正確に理解したりする力が求められている。しかし子どもたちの実態を見ると、休憩時間には大きな声で話しているのに、授業になると別人のように声が小さくなる子や、だれかが話していても絶えず手悪さをしたりぼんやりしたりしている子が多い。「伝え合う内容の質」以前に、「みんなの前で話したり、人の話を聞いたりする」という基本的な力が不足しているのである。話す・聞くスキルにある楽しい教材を使えば、「伝え合う力」の基礎となる「話すことは難しくない」「友だちの発表を聞くのは楽しい」という経験を積むことができる。
 また、「改善の具体的事項」には「生涯にわたって古典に親しむ態度」や「日常の言語生活を豊かにするための敬語の指導」が挙げられている。話す・聞くスキルには、楽しい教材だけでなく「寿限無」「春の七草」「雨ニモ負ケズ」「川柳・狂歌」などの古典や名文、「こんなときにはこういおう」「じこしょうかい」「電話をかけるとき」など、実用的な日常会話が習得できる教材も多数掲載されている。話す・聞くスキルは楽しく読みながら古典や日常会話が学べる優れた教材である。
  
  
3 授業指導案

指示1:

「回文」を出しなさい。

指示2:

先生のあとについて読みます。

教師「回文」 子ども「回文」
教師「こねこ」子ども「こねこ」・・・

指示3:

先生は上から読みます。みなさんは下から逆さ言葉にして読みます。

黒板に「こねこ」と板書をして、下からの読み方を示す。
教師と子どもが同じ言葉を言うことになる。
「ちゃんとさかさから読んでる?」
などと、途中で確かめると盛り上がる。

指示4:

お隣さんと二人組で読みます。
さっきと同じように、一人が上から、もう一人は下から読みます。
最後まで読んだら役割を交代して、もう一度読みます。
全員起立。二人で二回読んだら座ります。はじめ。

説明1:

上から読んでも下から読んでも同じ言葉を「回文」といいます。

指示5:

先生のまねをしなさい。

教師「こねこがさかさ」子ども「こねこがさかさ」
教師「やおやのとまと」子ども「やおやのとまと」
教師「るすする」   子ども「るすする」
教師「るすにする」  子ども「るすにする」
教師「わたししたわ」 子ども「わたししたわ」
教師「わたしがしたわ」子ども「わたしがしたわ」

指示6:

いろいろできますね。このように回文を作ります。

黒板に「わたし□したわ」と書く。

発問1:

四角に何を入れると回文になりますか。

「わたし おしたわ」
「わたし けしたわ」
「わたし さしたわ」
などが出る。
「わたし まちましたわ」
が出たときは、教室に歓声があがった。

出たものを全員で読んで終わる。

【参考文献】
   教室熱中!授業に役立つ 話す・聞くスキル実践・活用例1          (明治図書)


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