説明1:
東日本大震災のあと、住むところを失った人が、避難所に集まりました。
ある避難所です。(避難所の写真)
説明2:
東日本大震災のあと、住むところを失った人が、避難所に集まりました。
ある避難所です。(避難所の写真)
説明3:
一般ボランティアは、被災した人の力になりました。(一般ボランティアの活動写真)
発問1:
他にも、住むところを失った人に、共感して、活動した人がいます。
どんな活動があったと思いますか。(写真を提示)
・子どもたちの遊び相手
・お年寄りの話し相手
・Tシャツを作って仲間意識の向上
・情報誌の配布
・絵をかざって癒しの場づくり
・寝たきりの方のマッサージ など
発問2:
ボランティアの人は、どんな思いで活動していたのでしょうか。
お隣と話してごらんなさい。
説明4:
のちにボランティアの有志メンバー代表になった笑顔プロジェクト代表の小野さん。
Tシャツのデザインをしました。その時に、復興にかける願いを詩にしました。
小野さんは「あなたはひとりじゃない、僕たちがそばにいるよ。」ということを被災した人に伝えたかったといいます。
説明5:
他にも、被災地にプレゼントを贈って、励ます活動がありました。
まくら、メッセージフラグ、うちわ、チョコレート、様々なものにメッセージを添えて被災地に贈られました。
どの活動も、「一緒にやろう!」というひとことで、多くの人へと広がっていきました。
(それぞれの写真を提示)
発問3:
あなたなら、何にメッセージを書いて贈りたいですか。
・ホッカイロ
・タオル
・サッカーボール(など部活用品)
説明6:
現在、支援物資は十分なくらい届くようになりました。
では、すべて復興したのでしょうか。
まだ、たくさんの課題が残されています。
現地へのボランティアの数は少なくなっていますが、今もなお、続けられています。
発問4:
中学生の私たちにできることは、何があるでしょうか。
ノートにできるだけたくさん書きなさい。
・節電
・募金
・ビデオレター
・手紙 など
他にもたくさんでてきます。
説明7:
阪神大震災の後、心のストレスを訴える子どもの数が急激に上がりました。
しかも、震災直後以上の数になりました。それが震災から3年目の年でした。
4年目、5年目もほぼ同数の相談件数がありました。大人たちが不安を抱えているため我慢し続けてきたのでしょうか。大人の後にストレスが表面化したという報告があります。「がんばれ」という言葉は、これ以上がんばれない状態の人には、余計に苦しめる言葉になりかねません。
発問5:
「がんばれ」以外の言葉で、人の心をいやす言葉、どんな言葉がありますか。
ノートにできるだけたくさん書きなさい。
宮城県の中学校に絵手紙を送ろうとして連絡を取った時がある。もう十分元気になりました、とやんわりと断られたことがある。それは、市民活動として書いた手紙だったこともあるだろう。しかし、その手紙が、同じ中学生が「震災発生後3年たってストレスが顕著に表れることを学習したのちに書いた手紙」だとしたら受け止め方も違ったものになっただろう。
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