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TOSSランドNo: 2210105 更新:2012年11月29日

「いじめ」の授業


発問1:

いじめという言葉を知っていますか。

発問2:

いじめとはどうすることをいうのですか。

・悪口を言う
・ものをかくす
・暴力をする
・いやなことをする、いう

発問3:

けんかといじめはどうちがいますか。

・いじめは一人の人を5人くらいでやっつけること
・暴力すること
・けんかははたいたりするけどいじめは笑って何かをかくしたりする
・いじめはものをとったり、かくしたりする
・けんかは言葉じゃなくて暴力をする
・いじめは人が何もしていないのに悪口をいったりものをとったりする

説明1:

けんかといじめは違います。
いじめは、何人かが同じ人を繰り返し何回も何回も傷つけることをいうのです。もちろん体だけでなくこころもです。
けんかは死に追いやることはありませんが、いじめは人を死に追いやることもあるのです。

97年5月28日のいじめの新聞記事(中国新聞)を配布
みだし「いじめ?中3自殺 福岡「使い走り」と遺書
読んだあと次のように指示する。

指示1:

この記事を見て思ったこと、考えたこと、気がついたことを書きなさい。時間は3分です。

「使い走り」の意味が分からないので具体的に説明した。

・使い走りさせられてかわいそう
・いじめられて自殺してかわいそう
・Bくんは使い走りさせられていやな気持ちだったと思う
・いじめは人を傷つける
・かわいそうだった。
・いじめで死ぬような思いをするなんてびっくりした。
・どうしてこんなことをするのか。

説明2:

ここにいじめをされて死んでいった子供たちの遺書があります。
これから何人かの遺書を読みます。 

「いじめ 自殺 遺書」(草土文化社)より
東京富士見中学校の鹿川祐史の遺書をはじめ、ゆっくりと読んでいった。

説明3:

こうしてこの子たちは死んでいったのです。   

子供たちはしいんとして聞いていた。

説明4:

いじめは死に追いやることもあるのです。だからいじめはぜったいに許すことができません。 それに死んでしまうと親や兄弟や親戚や学校の先生が近所の人や友達や多くの人々が悲しみます。何日も何日もその子のことを思って悲しみに暮れるのです。場合によっては一生悲しむことになるのかもしれないのです。
何があっても、どんなことがあっても死んではいけないのです。誰でもいい、友達でもいい、親でも先生でもいいから相談することです。

説明5:

実はいじめと脳はとっても深い関係があるのです。(図を準備して説明する)
人間の脳は3つの部分で出来ています。
「脳幹」・・・・一番内側は、息を吸ったり、ものを食べたり、おしっこをしたり、眠ったりなどの命令を体に出す脳があります。
        この脳が働かないと、人間は生きていくことが出来ません。『命を支える脳』と呼ばれています。
        ヘビやトカゲなどのは虫類にある脳なので『ヘビの脳」と言われています。

「旧皮質」・・その内側には、喜んだり、怒ったり、悲しんだりするための脳があります。
        ここがうまく働かないと、泣いたり笑ったり怒ったりする事ができなくなります。『感情面を支える脳』です。
        犬や猫や牛などほ乳類の動物にある脳なので『猫の脳』と言われています。

「新皮質」・・一番外側にある脳は人間だけにしかない脳です。
        人間だけにあり、ものを考えたり、覚えたり、言葉を話したり、勉強したりする脳です。『知恵を支える脳』とよばれています
        これが人間だけに与えられた『人の脳』と言われるものです。             

発問4:

人間の脳は3つの部分からできています。
人はいじめられると3つの脳のある部分が弱ってきます。どこが弱ってくると思いますか。

挙手で確認する。

説明6:

正解は『ヘビの脳』です。人はいじめられるとヘビの脳が弱ってくるのです。いじめをする人は、相手の生きる力を奪っていることになるのです。相手の命をどんどん縮めている、殺人をおかしているのです。

・だから生きていく力がなくなって自殺するんだ
・食べられなくなったり、眠れなくなったりするのか
というつぶやきが自然と出てきた。

新聞記事三編を要約した文を読む。
(新聞記事は「討論の授業6年生」石黒修氏より引用)

①いじめる高校生退学、小中学生は転校(中国新聞1996)
  いじめをする児童、生徒は親に説明していじめを受けたこと学級を離される。それでもいじめを続けるのなら高校生は退学、小中学生 は転校しなければならなくなる。

②暴行認定し賠償命じる(朝日新聞1996年10月26日)
  石川県のある小学校の児童は同級生から殴る、蹴る、ロッカーに閉じこめられるなど集団で暴行を受けてけがをした。いじめられた子  の親はいじめた子の親8人を裁判所に訴えた。裁判所は、いじめた子の親に対して慰謝料として35万円払うように命じた。

③いじめた生徒の父親自殺(朝日新聞1996年10月1日)
 鹿児島県のある中学校の男子生徒がいじめを苦に自殺した。自殺した子の遺書にはいじめた子の名前がはっきり書いてあった。いじ  めたこの父親は「自分の子どもがいじめをして自殺に追い込んだのだ」とそれを苦にして自殺した。 

説明7:

いじめた人たちは学校にいられなくなり、警察や裁判所に訴えられたりもします。そしてお父さんやお母さんは会社にもいられなくなります。
家族は住んでいるところからも出ていかなければならなくなります。そして、いじめをした子のお父さんが「すまないことをした」と自殺するような大変なことになってし まいます。いじめを楽しんでいた人たちはこんな大変なことになるなんて気付かないし、考えもしなかったでしょう。 「いじめ」をすると、いじめられた人だけでなく、いじめた人もその家族もみんな不幸になっていくのです。

発問5:

いじめた人、いじめられた人に聞くといじめはだいたいいつもある言葉から始まっていくのだそうです。
何という言葉だと思いますか。

・ばか
・あほ
・くそ
経験からわかるので出てくる。

説明8:

‘ばか’という何気ない言葉ではじまることが多いそうです。

発問6:

「ばか」という言葉はしばらくすると今度はある言葉に変わって行くそうです。こうなるといじめがはじまっていく可能性が高くなるそうです。何という言葉だと思いますか。

説明9:

‘死ね’という言葉だそうです。
いじめは何気ない言葉から始まっていくことが多いのですから、普段使う言葉にもっと気をつけていかなければなりませんね。

説明10:

これからある作文を読みます。題名は読み終わったあと言います。

ぼくは、4年生のときいじめられていました。教室にはいると理由もなく殴られたり蹴られたり・・。毎日毎日、顔や腕や背中にあざができていました。もうがまんできなくなってしばらく学校を休みました。ようやく学校へは行けるようにはなりました。でも、教室には恐くて入れませんでした。また殴られかもしれないからです。ぼくは、毎日保健室で過ごしました。保健室なら殴られる心配がないからです。給食も保健室でひとりで食べました。一人で食べる給食はつまらないです。誰とも話さないで食べる給食はさみしかったです。ある日、同じクラスのOくんが給食をもって保健室に食べに来てくれました。ぼくは何カ月ぶりに友達とはなしをしました。いろいろとOくんと話をしました。次の日はYくんが来てくれました。うれしくてたまりませんでした。次の日はSくん、次の日はMさん、次の日はKくん、Hくん・・・。でも教室には行けませんでした。またいじめられるかもしれないからです。またなぐられるかもしれないからです。まだ恐かったのです。でも、給食を食べに来てくれて友達がいじめた子に強く話してくれたそうです。「もう、あいつをいじめるな。いじめるんなら俺たちが力を合わせてゆるさんぞ」と。そして、ぼくを保健室まで迎えに来てくれました。ぼくはおそるおそる教室に行きました。いじめた子がこっちを見ていました。恐かったです。でも、みんなが守ってくれていたので何もされませんでした。ぼくはみんなのおかげでやっと教室に行けるようになりました。やっぱり教室は楽しいです。みんなと食べる給食はおいしいです。もしもいじめられている子がいたら、ぼくはぜったい助けてあげます。ぼくも助けてもらったんだから・・・・・・。(この作文は実話)

「ぼくを○○○くれた友達」と板書して聞く。

発問7:

この作文は本当にあったことです。題の○○○には何が入ると思いますか。

・「助けて」 だとすぐに出る。

指示2:

今日の授業の感想を書きなさい。


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