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TOSSランドNo: 9689878 更新:2013年01月01日

詩文の一行をどこで区切るかを検討する


『ことばあそびうた』(福音館書店)掲載の詩文「ことこ」を使って授業

詩の本文は著作権の関係で省略。
以下、授業を次のように進めた。

1 題名「ことこ」と作者名「谷川俊太郎」を板書する。
  ノートに写すように指示する。以下同様である。
2 1連の1行目を板書する。
 (子供たちはつぶやき始めるが、どこで区切ればよいかわからない。)
3 1連の2行目を板書する。
  子供たちは、どこで区切ればよいか少しずつわかってくる。

発問1:

1行目の言葉はどこで区切って読みますか。
区切るところを1か所にー線を引きなさい。

ア このこ/のこのこ 
イ このこの/このこ

子供たちから上のような意見が出た。
子供たちは、イはおかしいと言う。
アは「この子」が「のこのこ」と歩いているところだと、説明することができた。
2行目も同様にして扱った。→(どこのここのこ)

4 3行目、4行目も板書して、どこで区切るかを考えさせた。
  ウ このこの/こののこ
  エ たけのこ/きれぬ
  子供たちはこのように分けることができた。
  なかには、「のこ」の意味が分からない子がいたので、知っている子に説明させた。

5 2連のはじめの2行を板書し、1連同様に区切り方を考えさせた。
  子供たちは1連の学習を生かして、次のように分けることができた。
  オ そのこ/のそのそ
  カ そこのけ/そのこ
6 3行目を板書する前に、子供たちに尋ねた。

発問2:

3行目は、どんな言葉になりますが。

子供たちは、すぐに「そのこの、そののこ」だと叫んでいた。
素晴らしいと褒め、一部違ったところを説明した。

説明1:

1連目の言葉から、2連の言葉を考え出せたのは、とても素晴らしいです。
ほとんどあっていますが、ここだけ違います。
「そののこ」の「のこ」は、のこぎりのことでしたね。
実は、2連では、「のこ」が「おの」に替わります。

このように「のこ」ではなく、「おの」になることを説明してから、3行目の言葉を板書する。

7 2連の4行目を長四角の枠にして、あてはまる言葉を書かせた。

指示1:

長四角の枠にあてはまる言葉をノートに書きなさい。
書けた人は先生に見せに来なさい。

違う言葉を書いてきた子は、子供に板書させた。
その結果、次のような言葉が列挙された。
1 きのこもきれぬ・・・・15人
2 たけのこきれぬ・・・ 2人
3 たけのこきれる・・・ 1人
4 きのこもきれぬ・・・ 8人
5 たけのこきれぬ・・・ 4人
6 たけ子こきれた・・・ 6人
7 この竹きれぬ・・・・ 3人

一通り出尽くした後に、子供たちに尋ねた。

発問3:

この中で、明らかにおかしいと思う言葉はどれですか。一つ選びなさい。

子供たちは、1が一番おかしいという意見であった。理由は字数が一つ少ないからである。
そのほかにもないか尋ねると、4と7もおかしいという子が多くいた。
4は「きのこも」の「も」が1連とちがう、7は全部で6文字しかないという理由であった。
どれもみな納得のようであった。
しばらくして6と7がおかしいという考えが出てきた。
理由は、1連ではどこにも漢字を使っていないのに、この二つは漢字を使っている、ということであった。
意見が出尽くしたが、残ったのは2,3,5であった。
そこで、私が「作者の谷川さんは、実は4を書いていました」と告げると、子供たちはどよめいた。驚いたようjである。

最後に、なぜ谷川さんは2連で「も」を使ったのかを検討させる。
ただし、この部分は学年に応じて行うとよい。
高学年なら扱うべきだ。低学年や中学年は実態に応じて行えばよい。
なかには、この「も」が反復、繰り返しの役割をもっていることに気づく子もいるに違いない。

時間があれば、全文の暗唱をさせて終わりにしたい。


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