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TOSSランドNo: 9771344 更新:2013年01月01日

算数テスト平均点90点突破の基礎は4月から


 5年生担任である。
 子どもの実態が変わる。幸いなことに少人数指導ではなく、担任主導で進められるため、私が向山型算数で授業することができる。
 4月から7月までの各単元の平均点である。

小数と整数 91.7%
小数のかけ算 90.4%
垂直と平行 85.8%
いろいろな四角形 91.9%
4単元平均 89.9%

 ほぼ平均点9割達成している。
 向山型算数の原則を踏まえれば子どもたちにきちんと力をつけることができるのである。
 時期によって指導のポイントが異なる。4月の指導を紹介する。

1.学習の基礎 持ち物を徹底する

 子どもたちは初めて向山型算数の指導を受ける。
 この時期に大切なのは、

 向山型算数の学習システムを身につけさせること

である。
 まずは5年生でも持ち物から確認する。2B以上の鉛筆、ミニ定規、消しゴム、赤鉛筆。最初はそろわない。当たり前だ。忘れた子には貸し出す。
 貸し出しっぱなしではいけない。1日目は貸し出す時に「次の日は持ってくるんですよ」とやわらかく言う。2日目も続けて忘れたときには「昨日も言いましたよね。連絡帳に書きなさい」ときちんと忘れたものを連絡帳に書かせる。
 これでほぼ8割以上そろうだろう。
 これでも持って来ないつわものも中に入る。
 明らかに意図的に忘れているのであれば、対決する必要がある。
 しかし、「本当に忘れている」子が中に入ることを忘れてはいけない。
 クラスの中に一割はいると言われている、発達障害を持つ子たちだ。
 また連絡帳を見て準備をする習慣がない子もいる。家庭の事情で準備ができない子だっている。そんな子には対決しても逆効果となる場合がある。
 そのような子たちには、教師が貸し続ければよいのだ。
 時には借りたものを返さずにずっと持っている子がいる。
 それは仕方ない。叱る必要はない。「それ先生のじゃない」と気づいた時に声をかけてあげればよい。
 教師が貸し出して、まずは学習用具が全員そろっている状態にする。これが先決だ。

2.ノート指導はしつこく趣意説明

 次にノート指導である。
 前の学年のノートを子どもたちに持ってこさせて実態を把握する。
 計算問題を見るのが一番分かりやすい。
 ほとんどの子がすき間なくびっしり書いている。
 この書き方からの脱却が必要である。
 ここで犯しやすい間違いは、「丁寧に書きなさい」「余白を取りなさい」と命令してしまうことだ。
 低学年なら言うことを聞くかもしれないが、高学年ともなるとそうはいかない。
 やんちゃな男子から「今までこれでよかったよ」「めんどくさい」「ノートがもったいない」など声が上がる。

 しつこいくらい趣意説明することが必要

なのだ。

説明1:

びっしり書くと必ず計算間違いをします。ごちゃごちゃして間違ったことがある人?計算ミスをしないように計算と計算の間は指二本分空けます。それに丸つけする時に隣の問題に丸がかぶさってしまうでしょう。見た目も悪くなります。せっかく出来た問題です。きれいに丸をつけないともったいない。先生がノートを見る時も困るんだ。びっしり書いてあるとどれが答えかわからない。だからゆったりとノートを使うのです。

 言葉が多いと思われるかもしれないが、これくらい趣意説明が必要だ。
 一度にする時もあれば、何回に分けてやることもある。
 教師は子どもを納得させるような趣意説明のバリエーションを持っていないといけない。
 このような趣意説明の上に、

毎時間のノートチェックも欠かせない。

 4月は授業の最初に1回。「日付とページが書けたら持ってきなさい」
 授業の途中(基本型の書き方)で1回。 練習問題で1、2回。
 1時間で全員のノートを最低3回はチェックする。
 必ず言われた通りやっていない子がいるはずだ。
 それは容赦なく「やり直し」させる。
 今年は、この対応で1つ失敗をした。やんちゃな子への対応だ。
 高学年男子に無理やりやり直しさせると痛い目に会う。


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