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TOSSランドNo: 4662777 更新:2013年01月01日

支援を要する子へ有効な教材「ペーパーチャレラン」


1.ペーパーチャレランなら取り組む

 過去に担任した児童に、授業になかなか取り組めない子がいた。
 調子が悪いときには1時間の授業で1つの課題をやらないこともあった。
 算数の授業で1問でも解けばよいほう。時には立ち歩いたり、他の子にちょっかいをだしたりすることもある、校内でも有名なA君。
 もともと計算ができないわけではない。
 面倒くさいことはやりたくない、自分が嫌なことはやりたくないという子である。
 そんな子がいる学級でのペーパーチャレラン。
 A君が取り組むかは半信半疑だった。
 やり方を説明すると、A君の目の色が変わった。
 「スタートはどこからでもいいの?」
と質問してくる。
 A君は他の学習プリントには見向きもしない。A君がプリントに取り組む姿を見たのは久しぶりだった。

2.対応の失敗

 A君は負けず嫌い。
 1位にならないと気が済まない。
 自分よりできる子がいると暴言、暴力を振るうこともある。
 ペーパーチャレランは得点で順位がつく。
 自分ができないということでキレてしまうことが心配だった。
 スタートして数分たつと好記録が出てくる。
 ユースウェア通りに、1位~3位までを黒板に貼りだす。
 しかし、A君の記録は伸びない。
 それでも「くそっ」と小声をあげながらも自分の記録を伸ばそうと集中していた。
 用意していた裏表印刷した100枚のペーパーチャレランがあっという間になくなった。
 A君はすでに5枚以上挑戦していた。
 ここで油断してしまった。
 プリントを補充しようと印刷のために教室から離れた時だった。
 A君がキレてしまった。
 教師がいなくなり、学級に緊張感がなくなったこともあったのだろう。
 教室に戻るとA君は黒板に貼ってあった1位の子のプリントをはがしてしまっていた。
 ペーパーチャレランを止めて、他の事をやっていた。
 私が油断したことでA君がこのような状態になってしまった。
 ペーパーチャレランはA君のような子に有効である。
 しかし、他の子と同じようにはいかない。教師の正しい対応術が必要である。


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