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TOSSランドNo: 5657643 更新:2012年12月31日

8つの国語力構造化


1 8つの国語力の構造化

(1) 「描写」が「書くこと」に多くて出てこないのは,取り扱われないということではなく,「説明」や「記録」や「報告」は「描写」を前提として考えられているからである。
(2)向山洋一氏は,『向山型国語教え方教室』2007年3-4月号の「巻頭コラム」において向山氏の実践をもとにいくつかの項目についてその関連を次のように述べている。

夏休みの作品を示しながらの「ショウアンドテル」も,描写の1つだ。「報告」の要素もある。(前掲誌,P5)

(3) 大森修氏は,『大森修全集3 作文指導の秘訣』の中で,小1から小6までのカリキュラムを提案している。その中では,「説明」の中に「描写」が位置づけられている。
(4) 三森ゆりか氏は,次のように述べている。

「描写文」に係わる「教室」の指導内容の特色の一つは,一年生に「ショウ・アンド・テル」を導入し,(略-椿原)『「描写文」の訓練で力をつける』(三森ゆりか,p25)

ここでは,描写を5つに分類したなかで「物の描写」の導入段階として「紹介」を取り入れているということである。向山氏と同じ考え方であると言える。

(5) 「対話」は一対一のコミュニケーションからスタートする。そして,「討論」への導入段階だと考えることができる。
(6) 「要約」は,「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」すべての基礎能力だと考えることができる。

① 「要約」はすべての国語力の基盤として位置付ける。
② 「要約」と「描写」と「討論」が8つの国語力の重点項目である。
③ 「描写」はその導入段階として「紹介」が位置付く。これは,三森氏の実践でも明らかにされている。
④ 「描写」で培った力を基盤にして目的や表現方法の違いにより「報告」「説明」「記録」が位置付く。
⑤ 「討論」は,「対話」を導入段階として位置付くが,明らかにジャンプしている。「対話」と「討論」の間に必要なちからがあるはずである。それが,向山型分析批評の授業であり,評論文であり,討論の授業になって位置付くのである。そうすることで8つの国語力は,PISA型「読解力」に対応できるものとなると考える。


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