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TOSSランドNo: 2605928 更新:2013年01月01日

一字題一行詩


授業の流れ

指示1:

先生の後について読みます。
「寒さで起きれば銀世界」

発問1:

この詩の題は何でしょう。
題は漢字一字です。

何人かを指名し,答えを告げる。答えは「雪」である。
「正解は・・・」とせず,「この詩の作者が考えた題は・・・」という言い方をする。
題からもう一度読む。

発問2:

この詩の題は。
「私のきれいな顔を映してくれる」

たくさんの子どもが発表できるように,列指名などをする。
答えは「鏡」である。

発問3:

この詩の題は。
「季節によって表情を変える」

答えは「山」である。
「空」や「風」など,違う答えも「すてきだね。」「情景が浮かんでくるね。」と受け入れる。
「景色」など,漢字二文字の題を答える子どもに対しては,「題は漢字一字ですよ。」と念を押す。

同様に二題,出題する。
「虫」  「いつものんきに遊んでる」
「水」  「自然のめぐみ地球の命」

発問4:

次は少し難しいです。
「空から射こまれた矢」

答えは「麦」である。
子どもの様子によって,隣と話し合わせてもよい。

説明1:

この詩をつくったのは,小野ルミさんというプロの方です。
ヒント1,植物です。
ヒント2,「矢」とありますね。「矢」の形を考えてごらんなさい。

ヒントと共に矢の写真を見せる。
麦の写真を見せて,正解を告げる。

発問5:

これまでに紹介した詩の共通点は何ですか。

あまり時間をかけずに,「題が漢字一字」「詩は一行で短い」,このような詩を「一字題一行詩」ということをおさえる。

指示2:

みなさんも一字題一行詩に挑戦します。
始めの題は,先生に決めさせてくださいね。題は「金」です。

題は,季節や時期などを繁栄させて決めてもよい。ここでは,「今年の漢字」を出題した。

指示3:

書けたら立ちます。一人ずつ,発表します。

テンポよく進めるために,教師は題だけを読む。子どもは自分の一行詩だけを言う。
まだ書けていない子どもには,発表を聞いて参考にしてもよいことを伝える。

指示4:

今度は自分で題を考えて,一行詩をつくります。
一つ書けたら,先生のところへもっていらっしゃい。

子どもに詩を板書させる。教師は,子どもが書きやすいように黒板に間隔をとって・印をつける。
作品の最後に,自分の名前を記させる。
黒板の順に一人ずつ,立って発表させる。

向山先生の実践から

個別評定の原則

向山先生の実践では,詩をノートに書かせて持ってこさせる。そして個別評定をする。
「平凡は,点数が低」く,個性的な書き方,ユニークな書き方をした詩に高得点を与える。
子ども作品を読んで,瞬時にそのすばらしさを見抜き,高得点を与えて称賛する。プロの技である。

激励の原則

向山先生がなかなか作品ができない子に行った指導とは,ノートを「持ってきた子の作品を声に出して読」むということであった。
そして,「読んだあと必ずほめていた」。ほめてほめてほめまくることで,子ども達はやる気をだし,自信をもち,上達していくのである。また,褒められた子の作品を周りの子どもが聞くことで,「どのような詩がよいのか」を理解していく。
教室で実践するときは,特に意識したい。

〈先行実践・参考文献・HP〉

・旧TOSSランド NO. 3755455「参観日に行う一字題一行詩」 森下人志
・旧TOSSランド NO. 1309600「一字題一行詩」 野中葉子
・旧TOSSランド NO. 1115215『「一字題一行詩」の授業(向山洋一実践の構想追試)』 村野聡
・『「つぶやきを言葉に」-どんどん板書させることで,詩の書き方を教える』 向山型国語教え方教室 2010年6月号 平松孝治郎
・「一字題一行詩からスタートすれば2年生でも楽々詩を作る」 向山型国語教え方教室2006年12月号 濱崎督之
・「向山実践,一字題・一字詩の実践のコツはこれだ」 向山型国語教え方教室 2009年2月号 星野裕二
・「授業の腕をあげる法則」 向山洋一著 明治図書


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