12月~2月の保健目標を「手洗い・うがいをすることができる」に絞っている。
かぜ・インフルエンザが流行するこの時期、子どもたちに徹底させたい。
しかし、水が冷たい・寒い・めんどう・・・などという理由で、なかなか実行できない子どももいる。
また、手洗い場へいっても、あっという間にすませるという子どももいる。
そこで今回は、とくに「うがいの仕方」にポイントをしぼり、全校朝会で保健委員会から以下のような発表をした。
時間:全校朝会(3分間)
対象者:全校児童
場所:体育館
準備物:台本、手洗い場天井の掲示物(うがいする子さん)、巻物(「手洗い」「うがい」と記入したもの)、うがい人形、コップ、バケツ
A子さん:おはようございます。保健委員会です。
今月の保健目標は、「手洗い・うがいをていねいにすることができる」です。
「手洗い」「うがい」というとき、他の2人がタイミングよく巻物を広げて、みんなに提示する。
B子さん、一歩前へ出る。
B子さん:手洗いは、手についた汚れや、目に見えないばい菌を洗い流すために大事です。
30秒間、ていねいに洗いましょう。
C男くん、一歩前へ出る。
C男くん:うがいは、のどの奥にくっついたばい菌を洗い流すために大事です。
みなさん、いつもどんなふうに、うがいしていますか?
A子さんとB子さんは、コップを持ち、横向きでうがいをするまねをする。
(A子さん:前を向いて。 B子さん:天井を向いて。)
C男くん:A子さんとB子さん、どちらがいいですか? 手を挙げてください。
A子さんだと思う人! B子さんだと思う人!
C男くん:手をおろしてください。
正解は、B子さんです。なぜなら、きちんと天井を向いているからです。
B子さん、「うがい人形」を準備する。
C男くん、水入りコップとバケツを準備する。
※「うがい人形」は・・・『からだの学習ミニ保健指導』(東山書房)より 修正追試。
(ペットボトルを切り取り、口腔内に見立てたもの。細かくちぎった発砲スチロールを着色し水で濡らしてくっつけておく。)
A子さん:このように、のどの奥にウイルスがくっついているとします。
B子さん、うがい人形をみんなに提示する。
A子さん:前を向いてうがいをしたのでは、なかなかとれません。
C男くん、うがい人形に水を入れる。
B子さん、実演。
A子さん:天井を向いてうがいをすれば・・・
C男くん。うがい人形に水を入れる。
B子さん、実演。(人形を天井向きにする)
A子さん:このようにしっかりとれます。
B男くん:手洗い場の天井には、「うがいする子さん」が貼ってあります。
これを見ながら、5秒間しっかりとガラガラうがいをしましょう。
B子さん:これで終わります。
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