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TOSSランドNo: 2938672 更新:2013年01月01日

向山型算数:考え方を「説明させる」授業の基本


基本その1 いきなり説明文を書かせる

向山先生は、「きまりを見つけて」(東京書籍 新しい算数5年上 P.103~104)を使って授業をされた。
教科書をゆったりとしたテンポで読み進めていった。

指示1:

かおりさんの考えを、説明しなさい。

向山先生の最初の指示は、これである。
ゴチャゴチャ無駄なことは一切しない。いきなり中心に突入する。
これが、「向山型算数」の真髄である。
ただし、学級の実態により、次のような指導を入れることも必要である。

①説明文の1文目だけを書かせる。
②1文目だけを黒板に書かせ、評定する。

1文目は、ほとんどの場合が「○○さんの考えを説明します。」という文章になるだろう。

基本その2 解釈規則(学習コード)を示す!

説明文を書かせた後、向山先生は次のように指示された。

指示2:

お隣近所の人と、説明文を読み合いっこしてごらんなさい。

全体の場に、自分の説明文を広げる。周りの子の説明文を読むことで、どのように書いたらよいかのイメージができる。

指示3:

お隣近所の人の説明文を読んでの感想を、ノートに書きなさい。

これを次々と発表させていく。
その中で、向山先生のアンテナに引っかかったのは、次の2つの意見である。

①他(の説明文)に転用できる。
②教科書に書かれている文章を使って説明文を書く。

つまり、これが「解釈規則(学習コード)」である。
教科書に書いてあることを使って、説明文を書く。
そして、その指導をすれば、今後他の単元になっても説明文が書ける、ということを意識しているのである。

基本その3 もう一度説明文を書かせる!

学習コードを教えた後、向山先生はもう一度説明文を書かせた。
その際、最初の部分は、書き方を示された。

指示4:

「2人の考えを説明しましょう」ということですから、最初の書き出しは「かおりさんの考えは」となりますね。

ここでは、「問いに正対する」ということを意識させている。

説明1:

そして、左側に考え方が書いてあるんですから、その中に「かおりさんの考えは正方形が1個の時、2個の時と順に調べていったのです」それは入りますね。

ここで、「教科書に書いてある文を入れる」ということを意識させているのである。
向山先生の一言一言に、すべて意味があるのだ。

基本その4 すべての子の説明文が同じになる!

指示5:

では、残りの説明文を書きなさい。

この指示で、説明文を書いてみる。
書いた後、周りの人と説明文を見せ合うと、ほぼ同じ文章になっている。
これには驚いた。算数の説明文は国語の要約文と同じで、ほぼ全員の文章が同じになっていた。

_____

上記の表のように、向山先生が示した「説明文指導」は、向山型国語の「要約指導」とほぼ同じである。
このように指導することで、どの子も同じ説明文を書くことができる。
慣れてくれば、以下のような説明文を子ども達だけで書くことができるようになる。

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