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TOSSランドNo: 1753418 更新:2013年01月01日

「海をかっとばせ」で、物語の基礎基本を指導する!


第1時・第2時 音読

音読を何度も行い,スラスラ読めるようになっていることが重要である。
スラスラ読めなければ、内容理解はできない。

第3時 場面設定、登場人物の検討

1.場面設定を行う

まず、場面の設定を問う。

発問1:

①いつのお話ですか。(ワタルが野球チームに入った年)
②季節はいつですか。(春から夏の間)
③場所はどこですか。(海辺)

2.登場人物を検討する

発問2:

登場人物は誰ですか。ノートに全部書きなさい。

次のような意見が出る。

ワタル,ちっちゃな男の子,波の子たち,いろんな帽子の観客,クビナガリュウ,白い鳥

3年生の最初なので、出てきたものすべてを登場人物にしたがる。
そこで、検討が必要である。

発問3:

この中で,「これは登場人物とは言えない」ものがあります。
1つ選んで、ノートに書きなさい。その理由も書きなさい。

7月の段階なら、この指示だけで「意見と理由」まで書けるようになっている。
私の場合、「そのお話の中で会話をしている人」が登場人物と捉えている。
だから、クビナガリュウや白い鳥は、登場人物ではないということになる。
いろんな帽子の観客は、賛否が分かれるだろう。ここで、ミニ討論をさせても面白い。

第4時 登場人物の検討の続き → 主役と対役の確定

登場人物の検討は、前時だけでは終わらない。
この時間も続けて行う。
検討が終わった段階で、次のように指示する。

発問4:

このお話の主役は誰ですか。

これは、簡単である。「ワタル」である。

説明1:

主役の気持ちを大きく変える相手のことを「対役」と言います。

発問5:

このお話の対役は誰ですか。

これも、それほど難しくない。「ちっちゃな男の子」ということになるだろう。

第5時~第7時 場面分け、「事件」でまとめる

1.場面分けを行う

指示1:

お話を5つの場面に分けます。
「ワタルは,今年から~」の上に①と書きなさい。ここから、1の場面が始まります。
同じように,②③…と書きます。

おそらく、次のように分けられる。
・1場面…P.64 1行目~5行目
・2場面…P.64 6行目~P.67 12行目
・3場面…P.68 1行目~P.69 8行目
・4場面…P.69 9行目~P.72 8行目
・5場面…P.75 1行目~P.73 3行目

2.場面ごとに「事件」でまとめる

指示2:

1の場面をまとめます。
 「~ワタル。」で終わるように,ノートに書きなさい。

指示を出したあと、作業をしながら「①できるだけ短くまとめること」,「②この場面で一番大切なことを書くこと」の2つを確認しておく。
各場面の「事件」をまとめると、次のようになる。

【1の場面】ひみつのとっくんをすることをきめたワタル。(21文字)
【2の場面】気合をこめてバットをふるが,たおれてしまったワタル。(26文字)
【3の場面】ちっちゃな男の子と練習することになったワタル。(23文字)
【4の場面】むちゅうでバットをふり、ホームランをうったワタル。(25文字)
【5の場面】波の子どもたちに、また来るとさけんだワタル。(22文字)

この「事件」を黒板に書かせ,教師が分類し,どれが一番ふさわしいかを検討する。

第8時・第9時 「男の子=波の子」かの討論

発問6:

ワタルの前に現れたちっちゃな男の子は、波の子どもの中にいますか。

これは意見が分かれる。
<中にいる派>
・海の中に入って行ったから。
・ワタルの野球を手伝ったから。
<中にはいない派>
・波の子どもは観客で,男の子はピッチャーだから。
・波の子どもは赤や黄色のぼうしだけど、男の子のぼうしは、白だから。
ここでも、討論が起こる。
3年生でも、楽しく討論することができるのだ。


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