物価という抽象概念を理解し、物価指数のグラフを読むことができるようにする授業。
発問1:
発問1 電話の価格はいくらですか?
指名して答えさせる。「え?知らない・・・」とか「え?電話機の値段かなぁ」「10円」などばらつく。
発問2:
発問2 電話の料金はいくらですか?
指名して答えさせる。10円とすぐに出る。現在は、市内1分半で10円と確認。
説明1:
説明1 商品には、必ず価格があり、サービスの価格は、料金と呼ばれます。単位は、日本では通常「円」となりますね。
発問3:
発問3 価格・料金のように「物の値段」を表す言葉が他にあります。
金額、運賃、賃金、物価
発問4:
発問4 「物価」というものを見たことのある人?
挙手をさせる。手は上がらない。
指示1:
指示1 次の物の価格は、物価ですか?違いますか?物価だと思ったら手を挙げなさい。
電話の本体価格・電話料金・鉛筆・消しゴム・バス代・電車代・水道代・Tシャツ代・みかん
説明2:
説明2 すべて物価に入ります。個々の商品の価格をひとまとめにし、平均したものを物価といいます。
発問5:
発問5 いくつの商品をまとめて平均化したものでしょう。
ヒントです。1 380品目 2 580品目 3 880品目
指示2:
指示2 正解は、教科書に書いてあります。探して見つかった人は、手を挙げなさい。
説明3:
説明3 物価には、単位はありません。ある年に買い物かごを持って必要なものを購入します。この年が基準となります。
別の年に同じ金額で同じことができれば、物価は変化なし。
発問6:
発問6 お金が余るなら、物価はどうなったと考えられますか?お金が足りないなら物価はどうなったと考えられますか?
物価が下がる。物価が上がる。
発問7:
発問7 物価は、ある年を基準としますが、基準の値は決まっています。何ですか?わかった人は、手を挙げなさい。
発表させる。
0回すごい!ボタンが押されました