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TOSSランドNo: 6663880 更新:2012年12月31日

「一時に一事」


木村孝康  (TOSS向山型指導法研究会ひょうご)

県下加東市の小学校教師をしていた谷先生が、今年の4月から玉川大学教職員大学院准教授になった。
大学院で教えている「10の技術・10の技能」の項目だけを聞いた。
私なりに中身を書いてみる。「技能」が「技術」より高度であることは、誰でも分かる。

10の技術その2    「一時に一事」!

次のような指示を出していませんか?

指示1:

教科書の23Pを開いて3番を全部やり、出来た人は持って来なさい。

この指示の中には、複数の指示内容が含まれている。

0) 教科書を机上に出している(出していなければ開けない)
1) 教科書の23Pを開きなさい。
2) 3番の問題を全部やりなさい。
3) 出来た人は先生の所に持って来なさい。

人間の脳は、複数の「作業記憶」を使いながら行動している。
 だから、並行作業(例:テレビを見ながら勉強する)が出来るのです。
 大人では5つ以上「作業記憶」があるといわれています。
 ADHDの子どもは、「作業記憶」が少ないのが特徴です。
 ADHD=注意欠陥多動性障害という訳語のため、注意が散漫のように思われがちです。
 全く逆です。
 作業記憶が1つしかなく、それに集中してしまうのが大きな障害になっています。
 ですから、ADHDの子どもに上記のような多くの作業内容を含む指示は、混乱を生む元になる可能性が高い。
 教室で「先生、どこをするのですか?」と聞き返す子ども達はいませんか?
 ADHD傾向の子どもの可能性が高いです。
 それでは、対策としてどうすればよいのか。
 簡単です。

一時に一事の指示を出す。⇒言葉を削る!

上に指示を分解したように、分けて1つひとつの指示を出す。
 指示を出したら、必ず「確認」をする。
 「確認」をしたら、「評価」する。
 このサイクルをきちんとやれば良い訳です。
 なお、軽度発達障害の子ども達は、聴覚入力より視覚入力が強い子ども達が圧倒的に多い。
 私は黒板の端に「ページ数・問題番号」を必ず書きます。


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