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TOSSランドNo: 4911413 更新:2013年01月01日

直伝!向山型水泳指導 水慣れ


東京・品川区清水台小学校で向山型体育セミナーが開催された
ここで、初めて向山氏の水泳指導が明らかになる。
水慣れ場面をできるだけ忠実に再現する。

指示1:

前の人に水をかけて。(向山氏)

全員が向山先生の方を向いている。
向山氏の立ち位置は、◎ プール前方の中心にいる。

説明1:

 ●●●●●●●●●●●

 ●●●●●●●●●●●

この隊形であるから、前の人は、後ろの人から水をかけられることになる。
当然、背中から水を浴びることになる。

指示2:

今度はお返し。さっきの3倍くらいでかけて。(笑) (向山氏)

指示3:

こんなはずじゃあなかった。どうぞ、またお返しで。 (向山氏)

さっきのお返しとばかりに水かけが始まる。
 次は、どうするか。
① 水かけ1回目(前向きで)
② 水かけ2回目(後向きで)
③ 水かけ3回目(前向きで)
当然、また交代して、4回目(後ろ向きで)をやらせると思った。
これでちょうど、一人2回ずつやらせるはずだ。
しかし、向山氏は、4回目の水かけはさせない。
その理由を向山氏は、次のように言う。

説明2:

3回でちょうど、かける水の量が同じになる。(向山氏)

この発想がすごいと思った。水をかける回数ではないのだ。
かける水の量で調節しているのだ。

水かけは、顔にもかけないと駄目だ。
通常は、それぞれの列で前から2人組を組ませて、かけさせるであろう。
私もそうすると思っていた。しかし、向山氏は違っていた。

指示4:

毛伸び。互いにぶつかりあった所で向き合って止まる。(向山氏)

何と、毛伸びをさせたのだ。
両サイドから互いに中央に向かって毛伸びをさせ、プール中央で向き合って止まらせる。
そして、2列がちょうど中心に集まったところで次の指示が出る。

指示5:

前の人に水をかけて。(向山氏)

ここで水かけをさせたのだ。
この形態ならば、水かけのペアを組ませる必要がない。
水かけ場面から見えてくることをまとめる。

子どもの活動がけっして滞らない。

例えば、最初の水慣れ場面で考えてみよう。
前向きでさせ、交代の後ろ向きをさせ、さらに水量調節のため、もう一度、前向きで。
普通、ここで4回目をさえたい。でも、なんかくどい感じがある。
1回目と2回目のかける水の量は明らかに違うのだから、
2回目、4回目にかける後半の方が明らかに有利である。
ここを向山氏は、水量で調節をかけたのだ。
さて、顔への水かけの場面。通常ならば、ここで前後2人ずつペアを組ませる。
経験のある方ならわかるはずだ。ここで多少、もたつく。
前後で組ませるため、ペアがうまく決まらないからだ。
また、あまった子の処理もさらに滞る。
多くの場合、「相手のいない人は、3人で。」という指示で対応するが、
若干もたもたすることやいなめない。向山氏は、これを対面にやらせることで切り抜けた。
おまけに毛伸びまでさせていた。
活動が滞らないのだ。説明なしでスーと自然に流れていく。
なわとびでも、国語でも、算数でも全く同じだ。
「説明しない」とは、子どもたちの活動が滞らないことだ。


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