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TOSSランドNo: 1320093 更新:2012年12月31日

怪我をしてしまった時の保護者のクレーム


Q21 養護学校で子どもが不慮の怪我をしたら、保護者にうちの子どもを見ていないのではないかと言われた。

 学校は予期せぬ事故に遭遇することがある。その時に学校としての安全対策ができているかが大切である。「子どもを見ていないのではないか」と問われた時に、きちんとした説明ができるようにしておく。
 保護者から「子どもを見ていないのではないかと言われた」時、学校の安全管理を次の観点から説明する。

 ① 施設、設備の安全確保
 ② 学習活動時の安全確保
 ③ 休憩時における安全確保

 安全管理については、学校として共通理解をして文書化しておく。日常の安全管理がきちんとなされるためには、全教職員が共通の意識を持ち、対応について理解しておく必要がある。
 事故に対して、どのように学校として対処するのかの説明がきちんとできるようにしておく。
 学校は常に安全管理とともに、安全への対応策について留意しなければならない。次のような対応策を講じ、不慮の事故に備えていくようにする。

 ① 安全確認をする。
 ② 安全指導をする。
 ③ 子どもの理解をする。
 ④ 事故の起きた時の対応を準備しておく。
 ⑤ 事故の状況を的確に把握する。
 ⑥ 保護者への連絡、対応の仕方を用意しておく。

不慮の事故が起きた時には、以上の手順で対応していく。きめ細かな対応策によって怪我は未然に防げる。あるいは最少の怪我ですむ。
 学校としてどのような体制を講じていたかで保護者の対応も変わってくる。保護者から疑問が出された時に、怪我に対する学校の指導体制をきちんと説明できることが大切である。

1.施設、設備の安全確保

 施設、設備面においては常に定期的に安全点検を行い、安全確保をしていることを説明する。安全点検表を示し、施設、設備面での状況を話す。
 不慮の事故が、施設、設備面の不備であれば申し開きができない。鉄棒の支柱が腐っていたとか跳び箱が破損していたために怪我をした場合は、学校の責任である。
 学校の施設、設備は常に定期点検を行い、不備なところがないように万全な状態にしておく。
 点検で不備な箇所が見つかればすぐに修理する。緊急の時には使用禁止にする。養護学校であれば尚更である。子どもが一人で遊んでいても安全な状態にしておく。

2.学習活動時の安全確保

 学習活動時には、必ず複数の教師で指導していることを話す。少人数のグループ学習を行い、一人一人に対する指導がきめ細かく行われていることを普段からの記録をもとに説明する。
 子ども理解を深め、適切な指導をするために個人カルテをとり継続的に記録していく。不慮の事故の発生した時の指導計画がきちんと記録として残されていることが望ましい。
 週指導計画、個人指導カルテにより、個別の指導計画をきちんとたてておく。
 次に指導体制を確立しておく。一人での指導であれば一人で見られる子どもの人数にする。集団であれば複数の教師の役割を分担しておく。
 子どもの状態を常に把握して、怪我の起こらないような体制をしておく。
 それでも事故が起きた場合は、保護者に誠意をもって接する。事故の原因を子どもにするのではなく、学校の指導の行き届かなかったことをお詫びする。

3.休憩時における安全確保

 不慮の事故がおきるのは休憩時が一番多い。教師の目が届かないからである。
 休憩時における安全確保は学級担任、他の教師、子どもなど多くの目で観察するようにする。事故発生を未然に防ぎ、安全の確保を行っていく。
 休憩時の指導体制を確立しておく。いつも教師が見ている状態にしておく。怪我のしそうな場面であればすぐに行き、怪我を未然に防ぐ。
 怪我が起きてしまった場合には、応急の手当ができるようにする。
 以上のような学校の安全確保を説明し、誠意をもって対応していく。


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