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TOSSランドNo: 2400136 更新:2012年12月31日

「向山式」中学演劇指導


中学校のクラス演劇には、2つのやり方があります。1つは、クラスを半分に分けて、半分が役者、半分が大道具などの係になる方法。もう1つは、クラス全員が役者と裏方の両方になる方法です。後者の代表的な指導方法として、「向山式」クラス演劇指導法があります。

1.中学時代の素敵な思い出を創ろう!

「配役は、オーディションで決める」「クラス全員が、ステージで一言セリフをいう」子どもたちは、夢中になってオーディションのための練習をし、準備をします。たった一言であっても、大勢の観客の前でセリフをいうという体験は、子どもたちにとって素敵な思い出になると同時に、素晴らしい教育効果があります。

オリジナル実践は、東京都の小学校の先生である向山洋一氏が自分のクラスで取り組まれたものですが、中学校でも同じように、「普段、勉強や運動の苦手な生徒がステージで大活躍をした。生徒の可能性を見直した」「これまでおとなしかった生徒まで、積極的になった」「クラスの仲間づくりに役立った」「何人もの生徒が中学時代の一番の思い出になったと感想文に書いている」などいくつもの成果が報告されています。 

中学校のクラス演劇には、2つのやり方があります。1つは、クラスを半分に分けて、半分が役者、半分が大道具などの係になる方法。もう1つは、クラス全員が役者と裏方の両方になる方法です。後者の代表的な指導方法として、「向山式」クラス演劇指導法があります。  

「向山式」では、主役の生徒であっても自分の出番ではないときには、裏方の仕事を分担します。本当は、どの生徒もステージに立ってスポットライトを浴びてみたいのです。

どちらの方法が、義務教育の場面では望ましいでしょうか? どちらの方法が、クラスの一人一人を伸ばし、そして中学時代の素敵な思い出づくりに役立つでしょうか。中学校における「向山式」演劇指導について、具体的なノウハウを紹介します。

2.中学校のクラス演劇の2つの方法

中学校のクラス演劇は、2つのやり方があります。

1つは、クラスを半分に分けて、半分が役者、半分が大道具などの係になる方法。もう1つは、クラス全員が役者と裏方の両方にになる方法です。

後者の代表的な指導方法として、「向山式」クラス演劇指導法があります。

3.「向山式」の特徴

文化祭で、クラス演劇に取り組むねらいは、クラスの仲間づくりであったり、中学時代の思い出づくりである場合が多いように思われます。

これらのねらいを達成する上で、「クラス全員が役者」で、「クラス全員が裏方」である「向山式」はとても効果的な方法です。

クラス演劇の練習時間は、せいぜい10~15時間です。

練習時間の確保が、悩みの種の1つですが、この練習時間も「分割式」に比べ少なくて済みます。

何よりも、生徒が楽しんで取り組みます。ぜひ、一度、追試してみてください。

4.指導の流れ

指導の流れは、次のようになります。

(1) 実行委員の選出 (SHR) 約2ヵ月前
(2) 脚本づくり (放課後) 約1ヵ月半前
(3) オーディション (1~2時間) 約1ヵ月前
(4) 大道具・小道具の作成 (休日・放課後) 約2週間前
(5) 立ち稽古・舞台稽古 (8~9時間) 授業(特別時間割)
(6) 本番

5.実行委員の選出

実行委員は、2か月くらい前に、立候補で決めます。何をするかは、実行委員会で原案をつくります。

私は、

クラス全員がステージに立てること。
中学時代の素晴らしい思い出として、10年たっても20年たっても語れるような内容であること。

この2点を原案づくりのポイントとしてアドバイスしています。

6.脚本づくり

実行委員会での原案をもとに、クラスで学級会を開いて、何をするのかを決めます。何をするかが決まったら早速、脚本づくりに移ります。

この脚本づくりにも、コツがあります。

20分の脚本の場合には、数秒~3分程度の寸劇を10~15個ほどつくります。

これらの寸劇が集まれば、20分の劇になるように構成するのです。

中心人物は、数回か異なる場面に登場しなければなりませんが、エンディングなどを除けば、原則として、一人が1つの寸劇を担当します。

したがって、一人分のセリフは数行ですから、すぐに覚えることができます。また、立ちげいこのときも、一度に、5~7の場面を同時に練習することができて効率的です。

7.オーディション

配役は、オーディションをして決めます。

脚本は、オーディションの少なくとも1週間前までに配ります。その時、オーディションのやり方も説明します。

オーディションは、次のようにやります。

8.大道具、小道具の作成

私のクラスでは、、大道具や小道具は、休日を1日利用してつくります。

休日だと、中には都合で参加できない人も何人かありますが、それで普通だと思います。

本番の2週間前を完成の目安とします。

脚本の読み合わせなどせずに、最初から、立ちげいこをします。読み合わせは、練習場の順番待ちの時などいつでもできますし、一人分のセリフは数行ですから、すぐに覚えることがでます。

9.立ちげいこ、舞台げいこ

立ちげいこでは、一度に、5~7の場面を同時に練習します。また、立ちげいこに入る数日前に、それぞれの生徒に、いくつかの動きを考えておくように指示しておきます。

「その動きいいねえ。そこは、それでいこう」

数種類の動きを実際にやってみてもらって、その中からとりあえず、どれでいくかは担任が仮決定します。立ちげいこの途中で、、脚本の方をを生徒に合わせて変えてしまうのもコツの一つです。生徒を脚本に合わせるのではなくて、脚本の方を変えるのです。

舞台げいこは、他のクラスの練習もあるので、そう何回もできません。したがって、私の場合、音響や照明の操作方法、タイミング、大道具や小道具の位置や移動の仕事分担のチェックを中心にしています。音響や照明、大道具の移動のタイミングは、ストップウオッチを使って、秒単位で決めておきくといいでしょう。

大道具や小道具をを先につくってしまうと、生徒にっとっても全体のイメージをつくりやすくなります。


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