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TOSSランドNo: 2473166 更新:2012年12月31日

初任者指導資料「学習形態の工夫」


「学習形態の工夫」という文言はどの学校の研究紀要にも載っているのではないかというくらいメジャーな言葉である。言い換えれば古くさく、言い古された言葉であるかということだ。
 通常の一斉指導の形態では子どもたちに学力を保証できない結果があるので、「学習形態の工夫」は個に応じた学習指導のあり方を考えて出されてきた筆頭なのである。
 
 この「学習形態の工夫」は前回の講話の時に話した内容と重複する部分が多い。
 
 大きく捉えた場合、今までもすでに学習形態の工夫は行われてきたはずである。例えば運動会の練習、学習発表会の練習などは学年合同で行ったりするだろう。それも立派な、学習形態の工夫である。
 また、総合的な学習などで興味関心別のコースに分かれて調べ学習をしたりして発表する、などの学習形態も学習形態の工夫である。
 理科で観察記録をグループごとに書かせにいくが、これも一つの学習形態の工夫となるだろう。グループ(班)活動で行う学習形態、といえばわかりやすいかもしれない。
 では、一般的に言われるところの「学習形態」にはどんなものがあるのか?
 大きく分けて以下の4つである。

 

1,一斉
2,T・T
3,分割
4,個別
 

 1は、通常学級で行われている一斉学習である。学級全員の子どもたちに対し先生一人で、行われる一斉指導のことを指す。
 2は、学級全員の子どもたちに対し、先生が2人で指導する形態である。このT・Tのやり方には様々な方法がある。
 同じ教室で2分割して指導をする方法、単純に分割して人数を半分にして指導する方法(教室が2つ必要)、同じ教室内で主に授業を進めるT1、そして遅れがちな子につくT2のような形態、1学級を習熟度で2分割して(当然人数比は変わる25人と5人とか)指導する形態などである。
 3は、さらに様々は方法が考えられる。現在少人数の指導法工夫改善として各学校にその担当がいるかと思う。学校独自の方法が様々考えられるだろう。
 例を出せば以下のような感じであろうか。
①単純分割→1学級を単純分割して担任の少人数の先生が同じ事を別々の教室で教えていく方法。
②習熟度別分割→1学級でも可能であるが、通常学級数程度の分割を行う事が多い。少人数の先生も含め、プラス1学級程度の分割も可能。ただ、学級全部を習熟度でばらすために、人数の偏りは1学級で行うよりさらにでることになる。例えば、4学級分割の場合30人、60人、25人、5人などになることがあるということだ。
 また、習熟度別と似ているがコース別分割という方法もある。中身は習熟度別の場合と、興味関心のあるコース別という場合がある。理科や国語に選択教材があるので、その際にコース別にする場合がある。
 また、それをする場合、教室を2教室以上で行う場合と、同じ教室で1人の先生が2コースを指導する場合とがある。
 一人の先生が2コースを同じ教室で行う場合は準備などの工夫が必要になる。
 4の個別は、ほとんど不可能な方法であるが、教師の人数が確保されていれば、特に厳しいお子さんを個別で指導することも可能である。
 
 様々な方法が学力フロンティア事業を行っている学校では取り組まれているので、一度は研究交流会に参加して授業を参観することをおすすめする。
 自分の学級や、自分の学校で生かせるものは生かせばよい。
 
 また、自分の学校での指導法工夫改善の方法を担当の先生にお尋ねしてどんな方法で学習形態の工夫がなされているか理解しておくことも大事である。
 


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