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TOSSランドNo: 2880952 更新:2012年12月31日

拠点校初任者指導員とは


 拠点校初任者指導員というのは,拠点校(自分の勤務する学校)の初任者と,他の2~3校(兼務校)の初任者の指導に当たるお仕事です。大体4人の初任者を週1回指導するのが基本です。
 つまり,校務分掌も持たないし,クラブ活動や委員会活動などにも括弧書きでの参加となります。本務校に在勤している時間が半分もしくは半分以下なので,もっともなのです。
 学校によってはとても軽い分掌を持たせることもあります。

 例えば,月曜日はA先生,火曜日はB先生,木曜日はC先生,金曜日はD先生の指導に1日当たるわけです。水曜日は,指導員の研修日として教材研究や資料作成,報告書作成の時間に当てられています。また,初任者への補充指導に使うことが多いです。行事や,代休などで指導日に指導できなかった場合の補充です。

 初任者に1日当たるといっても1日中学級に張り付くのではありません。1日を6時間と放課後で,7コマと考えます。その7コマのうち,4コマが初任者に張り付きで,残り3コマは,教材研究・資料作成・報告書作成・校内指導員との打ち合わせの時間として保証されています。
 4コマの内訳は,初任者の研究授業,その事後指導,示範授業又は講話,一般講話の4つになります。講話の大まかな内容は教育委員会から基本バージョンが出ますので,それを微修正して臨めば良いです。
 よく,何もわからない拠点校初任者指導員が,初任者に1日中張り付いているという話を聞きますが,自分の首を絞め,初任者に疎ましがられるだけです。もちろん,初任者の学級が崩壊しそうで危ない,というのならまた話は別ですが。この保証されている時間に,教材研究も資料作成も,報告書作成もきちっとやっていけば,5時には終了できる仕事です。
 放課後まで初任者に張り付く指導員の方もいらっしゃいますが,勧めません。面倒をよくみているようで,初任者の時間を奪っていることに気づいていないのです。初任者は自分から断ることはできません。ですから「放課後手伝ってもらいたいことある?」と聞く分にはかまわないのですが,「さあ,一緒に明日の教材を作るよ。」と教材準備などをする必要はないということです。そういわれると初任者は断れませんから,指導員が帰った後に自分の仕事,例えば指導案を書いたり授業の流し方を教材研究したりすることになるのです。初任者の帰る時間が遅くなったり,寝る時間が減ったりするのです。

 基本は,勤務時間で初任者を解放するべきです。保証されている7コマで1日をなんとか融通するのがよいです。そう思うことで,1時間,1時間の指導が充実したものになります。

 ただもちろん,それだけでは初任者が不安になるときもありますので,適宜いつでも自分が学校にいるときには何でも聞きなさい,と言っておくといいです。また時間が取れれば,授業を見に行ってあげたり掃除や給食なども覗いてあげるといいでしょう。でも,しつこくならないようにした方がいいです。本人が望んでいればかまわないのですが,あまり教室に行くと緊張してしまう初任者もいます。

 拠点校初任者指導員の使命は,これしかありません。

4人の初任者を学級崩壊させない。

 そして授業の基礎基本を身につけさせ,翌年から独り立ちできるように学級経営術を身につけさせることです。

 つまり,初任者を指導するのであって,初任者の学級の子ども達と仲良くなるお仕事ではありません。給食を一緒に食べるのは,給食指導を初任者に指導するために一緒に食べる,というように思ったらよいです。四角四面に考えることもありませんが,基本的な考えはしっかり持っておかねば指導そのものが揺らぎます。

 また,職員室にいる時間が多いため,体よく管理職などに使われたり,雑用などをさせられかねませんので,自分の立場をしっかり理解しておくことは大事です。空き時間はないのです。空き時間のように見える時間は教材研究や,報告書作成の時間として保証されているのですから。
 ただ,職場の人間関係上,年休補助を手伝うこともたまにはあってもいいでしょう。いつも当てにされると自分が困ります。教材研究や資料作成の時間がなくなるからです。兼ね合いを考えつつ,仕事をしていきましょう。


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