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TOSSランドNo: 4026780 更新:2012年12月31日

エネルギー作物


今、日本ではバイオエタノールが注目されている。バイオエタノールとは、作物から作られる燃料のことである。世界一のバイオエタノールの生産量を誇るブラジルではすでにバイオエタノール専用の車や、フレックス車と呼ばれるガソリンとバイオエタノールの両方を使用できる車も利用されている。バイオエタノールのよさは①カーボンニュートラルの燃料なので環境に優しい②リニューアブル(持続的利用可能)な燃料である③農業の活性化につながる、などが上げられる。本授業では、③の農業の活性化という視点から授業を考えた。5年生社会科「農業」の学習の発展としても扱うことができる内容である。

発問1:

日本の田んぼはどうなっていると思いますか?(減っている)

発問2:

グラフを見てみます。どうなっていますか?(減っている)

説明1:

日本ではお米が余ってしまい、お米作りをやめてしまったり、しばらく休んでいるような場所がどんどん増えています。

説明2:

しかし、今このような場所を再び田んぼとして利用し、できたお米から燃料を作っているところがあります。その燃料のことを「バイオエタノール」と言います。

発問3:

バイオエタノール、みんなの知っているある飲み物の仲間です。お米からできる飲み物、何だと思いますか?(酒)

説明3:

ふつうのお酒は、アルコールが20%ぐらいです。しかし、バイオエタノールはアルコールが95%以上になっています。

発問4:

このバイオエタノール、何の燃料になっているのでしょうか?(車)

説明4:

ふつうの車はガソリンで走ります。車が走る時にはCO2を出し、地球上にたまっていきます。地球温暖化の原因といわれています。

説明5:

ガソリンの代わりにバイオエタノールを燃料として使うとします。お米からできたバイオエタノールを車が利用します。車から出るCO2は、もともと稲が成長するときに吸収した分を出しているだけなので、地球上の二酸化炭素は増えることにはなりません。これを「カーボンニュートラル」といいます。

説明6:

他にもいいことがあります。お米は収穫しても、稲を植えればまた何度でも収穫できます。そのため「再生可能エネルギー」とも言われています。

説明7:

また、使われなくなった田んぼを再び利用するので「農業の活性化」という面からも期待されています。

発問5:

バイオエタノールは、お米以外の作物からも作ることができます。どんな作物からできると思いますか?(いも、麦、とうもろこし、さとうきびなど)
※ヒントとしてお酒の仲間であることを伝えると、子ども達は予想しやすくなります。

発問6:

このような燃料になる作物のことを「○○○○○作物」といいます。カタカナ5文字。何だと思いますか?(エネルギー作物)

説明8:

エネルギー作物を上手く利用することによって、環境にも優しく、日本の農業も活性化してくれるかもしれませんね。


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