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TOSSランドNo: 8631608 更新:2012年12月31日

子どもに「はい」と返事をさせる方法


子どもに「はい」と返事をさせることは簡単である。

教師が、子どもの返事のあとに「はい」と言う。 

これだけよい。
例えば、朝の会での健康観察を例にしてみる。

教師 「Aくん」
A   「はい、元気です」
教師 「はい」
教師 「Bくん」
B   「はい、元気です」
教師 「はい」

というふうになる。
実際にはもう少しスピードがついていて、テンポがある。
「Aくん」「はい。元気です」「はい」と言うように、子どもの返事のあとに間髪を入れずに「はい」という。

別な例を出す。教師が子どもの名前を読んだら立つ、と言う場面である。

教師 「Cさん」
(Cさんが立つ)
教師 「はい」

子どもの返事や行動を「受けとめてやる」というつもりで、教師は返事をする。
あるいは、子どもの返事や行動を「先生はあなたのことを確かに見ましたよ」と言う確認の意味で、教師は返事をするのである。
もちろん、ふだんから「返事は『はい』とするんですよ」というような指導や、はきはきと返事をしたときに「いい返事ですね」と認めてあげることも大切であると思う。

以上の方法の留意点を振りかえると、
*子どもの返事のあとで、間髪を入れずに教師が「はい」と言う。
*子どもの返事を教師が受けとめるつもりで「はい」と言う。
ということが挙げられる。

このことに気づいてから、私が担任するクラスで1ヶ月間試してみた。
結果は、「わずかにだが、違う」という感じである。
少しずつだが変化が見られたのである。
それまでは声が小さく、口が開いていることで返事をしているのが分かったという子どもが、私に届くぐらいの声を出し始めたのである。

以下、この方法を補強するという意味での実践例である。 

向山洋一氏は、新入生を出迎え、出席をとる場面で次のようにした。
(向山洋一『教師であることを怖れつつ』明治図書1985年、17ページ)

一,子どもが返事をする
二,返事以外に子どもが何か一言いう
三,教師とふれあいを作れる

この三点を満足させればいいのである。(中略ー山崎)
そして、ついに思いついた。

教師 「青木功太郎君」
子供 「はい。向山先生」
教師 「はい」
教師 「今村彰延君」
子供 「はい。向山先生」
教師 「はい」

これならいい。
私の名前を言わせればいいのだ。
それに対して、私も返事をしてやればいいのだ。
これなら、どの子でもできる。
(以下略ー山崎)

向山氏は、子供の返事のあとで自分の名前を呼ばせ、それに対して答えている。
私は、こうすることで、「教師とのふれあい」を作ることができると考える。
だから、本論は、向山氏の原理的追試といっても良いかもしれない。

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