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説明1:
地球です。海と陸の面積比から別名,水の惑星と呼ばれています。今日は水について学習します。
発問1:
人口1人あたりの平均降水量は世界では22000㎥です。日本は,これより多いと思いますか。少ないと思いますか。多いと思う人?少ないと思う人?
挙手で確認する。
説明2:
日本の平均は5100㎥です。使える水は多くはないのです。
発問2:
水は,海から蒸発し,雨となり川や地下を流れてやがてもとの海に戻ります。海に戻るまでに,水はどのようなことに使われますか。ノートに3つ書きなさい。書けたら持ってきなさい。
生活用水・工業用水・農業用水など具体的に書けていればよい。板書をさせる。
発問3:
たくさん使われています。次に1日1人あたりが使っている水の量を考えます。1日に最低限必要な水の量は30リットルです。お隣の中国では1300リットル使っています。日本はこれより多いと思いますか。少ないと思いますか。
挙手で確認。
実際には,中国よりも多くの水を使っていることを提示。
発問4:
このまま使い続けるとどうなると思いますか。
水不足
発問5:
水が不足しないためには,どうすればよいでしょうか。ノートに書きなさい。
書けた人を立たせ,それぞれ発表させる。同じ意見だったら座らせる。書いていない子どもには黒板を参考にさせ,一番よいと考えるものを写させる。
説明3:
水不足を解決するために,噴水・トイレ・公園などは再利用された水を使うようになってきました。
説明4:
汚れた水を再利用するために使われるのが,活性汚泥です。中に微生物がいます。水の汚れをきれいにしてくれます。しかし,問題がありました。水をきれいにした後の余った汚泥を処理するのに多くのエネルギーや埋め立てが必要なのです。
発問6:
そこで活用しようと考え出されたのが,これです。凍らせてありますが,普段は気体で目に見えません。何だと思いますか。
指示1:
オゾンと言います。全員でいいます。
発問7:
オゾンを使うと,それまで100使っていたエネルギーが60ですみます。さらに使う量も変わります。どのくらい減ると思いますか。
1人に数値を言わせ,それより大きいか小さいかで挙手させる。
説明5:
汚泥の量は10分の1となるのです。この方法は,愛・地球博で実用化され,すでに東京都や大阪府などで使われ,さらなる普及が期待されています。
発問8:
洗濯機です。この洗濯機の水の量は,昔の洗濯機の5分の1ですみます。あるものを使って水を再利用しているからです。何ですか。
オゾン・水
説明6:
オゾンを使っています。世界初です。一度すすぎに使った水をオゾンの力で再利用しているのです。さらに,オゾンという気体を使ってスリッパや靴なども洗えます。今後,様々な用途に使われていきそうですね。
発問9:
企業がここまでがんばって大事にしている水。私たちに今後できることはありませんか。
子どもの意見を全部出させる。
最後に授業の感想を書かせて終わる。
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