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TOSSランドNo: 7166220 更新:2012年12月31日

日本とトルコの友好関係


発問1:

教科書にも載っている有名な事件です。何という事件ですか。

 ノルマントン号事件(1886年)である。船長はイギリス人で,日本人も乗っていたことを伝える。

発問2:

船は沈み,白人は全員が助かりました。しかし,日本人は全員死亡。
この事件を聞いた日本の人々はどう思ったのでしょう。

 時間があれば,予想をノートに書かせ,発表させる。
 「怒った」「なんで日本人だけ助けないのか」という意見が多いだろう。

説明1:

こんな歌があります。

 【資料1】
     いかに人種はちがうとも
     いかに情けを知らぬとも
     この場に臨みて我々を
     捨てて逃るは卑怯者
     (『日本流行歌史(上)』より一部引用)

 次に日本近海で起きた事件を扱う。

発問3:

四年後,和歌山県沖で六〇〇人以上を載せたトルコの船「エルトゥールル号」が沈没しました。
この事件を聞いた日本の人々はどう思ったのでしょう。

 「放っておけばいい」という意見と「助けなければいけない」という意見の二つが出る。
 時間があればノートに書かせ,簡単に理由を発表させても良いだろう。 

説明2:

近くの住民は救助に奔走しました。凍えているトルコ人を抱いて暖めた。飼っていた鶏も食料としてトルコ人に与えたという記録も残っています。

 現代の地図を見せて問う。

発問4:

二つの事件から約一〇〇年後,戦争が起こります。
何という戦争ですか。

 「イラン・イラク戦争」である。
 次の新聞記事の見出しを提示し,読ませる。

 【資料2】
   イラン上空飛行すれば攻撃/イラクが民間機に警告
              (朝日新聞1985年3月18日)

説明3:

イラン・イラク戦争が激しくなり,イラクのフセイン大統領が総攻撃体制に入ろうとしたのです。
期限は三月二十日午後二時。タイムリミットまでわずか二日。
脱出を希望する日本人二一五人がまだ取り残されていました。
当時,日本からの直行便はありません。特別機も間に合いそうにありません。

発問5:

もしもあなたが取り残された日本人ならどうしますか。

 「あきらめる」「他の国の航空機に乗る」などの意見が出るだろう。 

脱出するには他の国の航空機に乗るしかありませんでした。
しかし,ドイツ航空からは「ドイツ人が優先,次はEC加盟のヨーロッパ人が優先」と言われ, 乗れません。
他の国の返事も同じでした。

 さらに朝日新聞の見出しを紹介する。 

 【資料3】
   邦人に動揺広がる/脱出路探しに必死(同三月一九日) 

発問6:

この事件を聞いた日本人はどう思ったのでしょう。

 「日本人を助けてほしい」

説明4:

どこの国も,自分の国の人を助けるので精一杯でした。
タイムリミットが来れば打ち落とされてしまいます。
そんな危険を犯してまで日本人を助けに来てくれる外国の飛行機は見つかりませんでした。

発問7:

しかし,そんな時,日本人救出に向かった航空機がありました。
どこの国の航空機だと思いますか。

 正解は「トルコ」である。

説明5:

トルコ航空二機が到着し,日本人は脱出することができました。
タイムリミットの一時間15分前のことでした。
前・駐日トルコ大使,ネジアティ・ウトカン氏の言葉です。
「エルトゥールル号の事故に際し,大島の人たちや日本人がなしてくださった献身的な救助活動を ,
今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生のころ,歴史教科書で学びました。
トルコでは,子どもたちさえ,エルトゥールル号のことを知っています。
今の日本人が知らないだけです。
それで,テヘランで困っている日本人を助けようと,トルコ航空機が飛んだのです。」

指示1:

授業の感想を書きなさい。


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