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TOSSランドNo: 5814959 更新:2012年12月31日

炭素繊維の授業


説明1:

第40回東京モーターショーの写真です。
「1/X」という車が世界中の注目を集めました。

説明2:

この車はこれまでの車と大きな違いがあります。
「軽い」のです。
同じ車の大きさである「プリウス」が1280kgです。

発問1:

この「1/X」の重さはどのくらいだと思いますか。

説明3:

重さは「420kg」です。
しかも、TOYOTA自動車の方は「まだ軽くできた」とまで話しています。

発問2:

では車の重さを3分の1ほどにするまでにどのような工夫をしたのだと考えますか。
ノートに書いて御覧なさい。

説明4:

これまで「鉄やアルミ」を使っていたボディーに「炭素繊維」という新しい素材を使ったのです。

指示1:

炭素繊維の特徴です。
読んで御覧なさい。
1)強度 鉄の10倍
2)重さ 鉄の4分の1
3)さびない
4)耐熱性あり
5)整形しやすい

説明5:

炭素繊維を使うことで、プラグインハイブリッドの技術を組み込めば、
「1/X」は70km/リットルの燃費が実現可能になるのです。

発問3:

ではこの夢の素材である「炭素繊維」を作ったのはどの国の人だと思いますか。

説明6:

答えは日本人です。
大阪工業試験所の進藤昭男氏が1961年に開発した技術です。
今から40年も前です。

説明7:

しかし発明された後も40年間、ほとんど日の目を見ずにこの技術は一部のスポーツ部品などに使われるに留まってきました。
当然、作っても使われないわけですから,「赤字」にしかなりません。

説明8:

現在「炭素繊維」を作っている企業です。
第1位から読んで御覧なさい。 
第1位 東レ
第2位 東邦テナックス
第3位 三菱レイヨン

発問4:

何か気付くことはありませんか。

説明9:

上位第3位まですべて日本企業なのです。
日本企業が世界の7割のシェアを誇っています。
トップ企業である東レの榊原定征・社長は次のように語っています。

当社は40年かけましたが、その間、ずっと赤字です。
つまり、私の前の5人の社長がみんな赤字を許容してきた。
私の代で初めて、今年200億円ぐらいの利益が出る。  2007年9月、『週刊東洋経済』より

説明10:

日本企業の40年もの努力が、「地球環境の未来」を支えているのです。   


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