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TOSSランドNo: 7205173 更新:2012年12月30日

現代にも生きる江戸のからくり技術


江戸時代に栄えた文化にからくり人形の文化がある。
 鎖国体制をとっていた江戸時代は、世界的に科学技術が劣っていたと言われている。
しかし実際には日本の技術者は少ない情報と資源の中で創意工夫しながらからくり人形を文化の域にまで高めた。
そして、その技術は現代でも通用するものである。
コンテンツを希望される方は、メール:akiray@bronze.ocn.ne.jp まで。
※迷惑防止のため「@」を全角にしています。

箱に入れたからくり人形を用意しておく。(ネットなどで購入できるが、なければ写真を提示する)

発問1:

江戸時代のお人形をもってきました。見たい人?

挙手で指名して実際に動かしてみる。

発問2:

このような人形をからくり人形といいます。みんなで言ってみましょう。
どうやって動いていると思いますか?

からくり人形の中身の写真と動画を提示する。

発問3:

江戸時代の人たちは何のためにこのからくり人形を作ったのだと思いますか?

「楽しむため」、「遊ぶため」といった意見が出されるであろう。

説明1:

江戸時代にからくり人形の解説書が出版されました。「機巧図彙(からくりずい)」といいます。この中に次のような一節があります。読んでみます。

「此書の如き実に児戯に等しけれ」
(この本にかいてあるからくりの話などは、子供の遊びみたいなものだ)
 子どもの遊びみたいなものだと書いています。

発問4:

このからくり人形、現在でも役に立っていると思いますか?

挙手で確認する。

発問5:

どんなことに使われていると思いますか?

いろいろな意見が出されるだろうが、全て認めていく。

説明2:

このようなからくり人形があります。無動力搬送台車といいます。自動車工場で使われています。写真だけじゃ分からないから、ビデオを見て見ましょう。

(ビデオに合わせて説明を入れる)

発問6:

この無動力搬送台車には、どんな良いところがありますか?

電気を使わないという意見が出るだろう。

説明3:

電気代。今まで使っていたモーター付きの台車の場合、工場一つ1年で600万円かかっていました。

発問7:

無動力搬送台車の場合は、いくらかかりますか?

0円である。
 また、1台あたりの値段もモーター付きの場合は300万円、無動力搬送台車は80万円である。構造がシンプルなため、安い費用で作ることができる。

発問8:

さらに、このようなからくりの技術を使った製品が数々開発されました。
これらのからくり技術を使った製品は今までの製品と比べてどれくらいの節約になったと思いますか?

何と10億円以上である。
感想を聞いてみる。

発問9:

江戸時代の科学者に、田中久重という人がいました。
日本で始めて、蒸気船や蒸気機関車を作った当時一流の科学者です。
この一流の科学者は次のようなものも作っていました。何ですか?

からくり人形である。江戸時代一流の科学者と呼ばれた人物は、一流のからくり人形師だったのである。

指示1:

先ほどの、「機巧図彙(からくりずい)」には続きがあります。読んでみます。

「見る人の斟酌に依りては起見生心の一助とも成なんかし」(見る人の心構え次第では、新しい発明・発見のきっかけをつかむことになる)

江戸時代から現代に受け継がれている技術や文化はまだまだたくさんあります。
次のお勉強の時間に探してみましょう。


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