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TOSSランドNo: 8664433 更新:2012年12月30日

「天国と地獄」で協力することの大切さを教える


 「天国と地獄を知っていますか?」
 「知ってる~!」

発問1:

天国ってどんなところですか。

 ・雲の上にある。
 ・天使がいるところ。etc.

発問2:

じゃあ,地獄ってどんなところですか。

 ・土の下にある。
 ・穴の中にある。
 ・鬼がいる。
 ・閻魔大王がいる。etc.
 面白かったのはA君。
 「天国は,漢字テストで100点を取ったとき。」
 「地獄は,漢字テストで80点を取ったとき。」
 こんなふうに答えていた。
 A君は二学期に入って,急激に漢字テストの平均点が上がった。
 それにしても80点で地獄とは・・・厳しい。(笑) 

説明1:

外国の人も同じように天国と地獄があると考えていました。
トルストイという人が,天国と地獄について書いています。

 ここまでは淡々としゃべってきた。
 ここで,少し声のトーンをあげてしゃべった。

説明2:

地獄です。
部屋の真ん中には丸いテーブルがある。
その上には,ご馳走がたくさんのっている。
ここは地獄ですよ。
地獄だけどたくさんご馳走がある。
死んだ人たちがご馳走を食べようとこのテーブルを囲んでいる。 
しかし,左手は椅子にくくりつけられている。
右手にはスプーンを持っていました。
でも,大きなスプーンです。しかも,右手にくくりつけてある。

 ここまで話して,壁に掛けてある1mものさしを手にした。
 椅子に座って,1mものさしをのばし,ご馳走を取る真似をする。
 子どもたちはじっと見つめる。
 口に持っていこうとするが,長すぎて左肩のあたりに来てしまう。
 その様子を見て,子どもたちは笑い出す。

説明3:

スプーンがとても長いので,食べることができないのです。
ご馳走があるのに食べられない。だから地獄なのです。
地獄にいる人たちはどんなことを言っているか。
「腹減った!」
「食わせろ!」
こんなことを言っていたのです。

 原実践では表情と会話を想像させているが,そのまま説明した。
 子どもたちが話に夢中になっているのがわかったからだ。

説明4:

じゃあ,天国です。
天国にも丸いテーブルがある。
テーブルの上にはたくさんのご馳走がのっている。
左手は・・・

 「しばられてない!」と子どもたち。

説明5:

しばられています。
右手には・・・

 「小さなスプーン!」と子どもたち。

説明6:

違います。大きなスプーンが,同じようにくくりつけられていました。

発問3:

天国にいる人たちは,ご馳走を食べることができたのでしょうか。

 ここは「食べられた」と「食べられなかった」に分かれた。
 食べられたことを告げると「えっ」という顔をした子もいた。

発問4:

じゃあ,どうやってご馳走を食べたのでしょう。

 「わかった!」と言っては子どもたちが前に出てくる。
 実際に座らせてやってみるが,傾けたり,肩についたりする。
 しかし,しばらくすると正解者が出てきた。
 T君とTO君の二人だ。
 二人にやらせてみた。
 TO君がご馳走を取り,T君の口に運ぶ。
 T君はとったご馳走をTO君の口に入れる。

発問5:

天国の人はどんなことを言っていたと思いますか。

 ・ありがとう。
 ・おいしいね。etc.

説明7:

トルストイは,こんな風に書いています。
「要するに天国とは、このように互いに助け合って生きているところなのだ」と。
学級も同じです。
お互いに協力すれば天国だし,一人一人が好き勝手をすれば地獄なんです。


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