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※できるならば森の水と水道水をコップに汲んで,飲み比べをする。どちらも飲めるのは日本だからである。
できなければ,説明1の部分はとばしてもよい。
説明1:
みなさんの前にコップが2つあります。
1つは,「森の水」です。日本の森には,水が出ているところがあります。
こういったところで水がでています。森の水。
もう一つは「水道の水」です。
「森の水」はどちらでしょうか?飲み比べてご覧なさい。
挙手させる。そして「森の水」も「水道水」も安全に飲めるのは日本だからであることを話す。
説明2:
テキストを記入して下さい今日は水についてお勉強します。
日本は水が豊かです。
それは,1つは前にお勉強したように森林が水をきれいにしてくれるという「自然の力」があるからですね。
もう一つは,これも前にお勉強した浄水場で使った水をきれいにして返すという「人間の力」があるからです。
このようにして,日本では水が豊かなのです。
説明3:
シンガポールではどうでしょう。
シンガポールはこのように観光が有名な国です。
こんな島です。
日本と比べるとこのくらいの大きさです。
このシンガポールでは,飲み水が「ニューウォーター」というものになっています。
発問1:
「ニューウォーター」とはどのような水でしょうか
説明4:
「ニューウォーター」は食器を洗った水,洗濯した後の水,お風呂の残り湯などを,このような機械で処理した水です。
これが「ニューウォーター」です。
発問2:
シンガポールではこのような「ニューウォーター」を飲まないといけないのでしょうか?
説明5:
土地が狭いということと,山が少ないということで水が少ないのです。
それで少し前まで,シンガポールは必要な量の半分をお隣のマレーシアから輸入していました。
ところが2011年から,値上げをするといってきました。
何と値段を100倍にするというのです。
毎月水道代が千円だとしたら,2011年には10万円になってしまうのです。これは大変です。
シンガポールはそれよりは「ニューウォーター」の方がよいということで無理にでもそちらにしました。
このように水がないということは,相手がいう通りにしないといけない相手の言いなりになるということです。
説明6:
では土地の広い中国はどうでしょう。
黄河です。中国で2番目に長い河です。とてもきれい。
海の近くの河です。
発問3:
どのようになっていますか?
説明7:
2005年12月。中国の環境局が次のことを発表しました。
「中国の河川や湖沼の90%以上が汚染されている」
また30年ほど前から,「黄河」の水が途中で途絶えてしまって,海まで水が届かないということが起きています。
作物が育たないのです。
もし中国が他の国から水を輸入することになれば,その国の言いなりになってしまいます。
だから,長い長いパイプラインを南北に通して,水がないところに水を行き渡らせる計画があります。
中国だって,水が足りなくて困っています。
説明8:
日本ももし他の国から水を輸入することになったらその国の言いなりにならなければなりません。
指示1:
「節水」読みなさい。
発問4:
水をむだに使わないようにするために,みなさんはどんなことができますか?
発表させていく。板書する。
説明9:
日本では昔から水を大切にしてきました。
森の水もしめ縄がしてあって,大切にされています。
このように水を大切にしている場所をみんなで調べて,紹介していくことも大事なことです。
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