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TOSSランドNo: 1425093 更新:2012年12月30日

よさこいソーラン侍指導実践 第零時 指導前の準備


運動会でよさこいソーラン侍を指導することになった。どんな準備が必要か。以下に示す。

授業時数を決める

運動会練習で,どれくらいの授業時数を確保できるのかを,学年の先生方と確認する。
私の場合,11時間くらい頂いたが,実質,8時間くらいで完成した。
残りの時間は,細かい所を子どもたちに指導し,繰り返し練習をさせた。

ちなみに,指導計画は次である。(漁師踊りのみの場合)

1時・・・練習にあたる上での趣意説明とラストの振り付け
2時・・・間奏C’と一番の踊りと間奏A(ここで,先頭集団を選ぶためのオーディションをすることを話す。)
3時・・・間奏Dと間奏B。
4時・・・通し練習と細かい所の確認。。(昼休みか放課後にオーディションをする。)
5時・・・体育館内での移動練習
6時・・・運動場練習。(場所の確認をする。)
7時・・・入場と退場の練習。
8時・・・通し練習。(明日本番でもいいような状態になる。)
9~11時・・・細かい所の指導と子どもたちを本気にさせるような言葉掛けをして本番を迎えさせる

DVDを準備する

次に,どんな振り付けなのかを確認する。
そのためにお勧めなのはこれである。

SAMRAI ~YOSAKOIソーラン祭り15周年記念盤~ 
発売元:YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
販売元:ポリドール映像販売会社

※インターネットおアマゾンなどでも購入できます。(そちらの方がオススメ)

このDVDを第一時の指導で子どもたちに見せる。
どんな振り付けかをある程度把握することができる。
また,指導前に教師側も振り付けをおぼえておくことが重要である。

CDを準備する

次に音源の準備をする。
そのために,オススメのCDはこれである。

SAMURAI -侍ー
発売元:YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
販売元:ユニバーサルミュージック株式会社

※インターネットのアマゾンでも購入可能。そちらの方がオススメ。

CDを購入したら,練習用にCDを編集することをオススメする。
購入するCDでは,サビからスタートするなど,練習したい部分から始めることはできない。
そのため,指導したい部分のトラックを作っておくと,CD調整の時間短縮となる。
また,テンポもよくなるのでオススメである。
私はCDを以下のトラックに分けた。

トラック1・・・全曲
トラック2・・・エンディングあたり(54拍)
トラック3・・・2番が終わった後の,間奏Aあたり
トラック4・・・間奏Dあたり
トラック5・・・拍手のあたりから

に分けた。
(間奏Aや間奏Dがどこか,詳しく知りたい方は,「YOSAKOIソーラン教え方・指導者用テキスト 出版:明治図書」をご参照ぐださい。)

トラックの分け方は,Windows ムービーメーカーで作った。

枠が込みに書かれたトラックを一曲ずつ保存して,最後にまとめてCDにやくとトラックごとに分かれたCDを作ることができる。

児童の実態に合わせて振り付けを変更する。

私の場合時数は11時間もらえたので,その中でやりくりした。
ただし,実質8時間で完成するように組んでいる。
その分,別の種目の練習時間にあてたり,他の授業時数を増やすことができる。

8時間で児童に振り付けを身につけさせるためには,児童に合わせて振り付けを変更する必要がある。
以下,変更点を示す。

変更点1・・・三番の振り付けを1番・2番と同じにする。
変更点2・・・間奏D’の振り付けを間奏C’と同じにする。

この部分を変更することで,繰り返しの部分がほとんどになる。
間奏Dは振り付けがかなり難しいので,簡単な間奏C’と同じにする。
3番の振り付けは,1番・2番とは少し違う。
混乱してくる子どもと,子どもたちの動きが合いづらくなるため,同じ動きにしておく。
ただし,児童の実態や時数によって,児童らができそうであれば,変更しなくてもよい。

先頭集団をつくる

先頭集団をつくる。
これがかなり重要である。
各クラスで,体の動きがうまい子,しっかり覚えている子,がんばっている子を列の先頭に持ってくる。
そうすることで,あまり覚えていない子は,前の人を見ながら踊ることができる。
また,がんばっている子を輝かせることもできる。
そのためにオーディションをする

以下の方法をとる。

第1~3時くらいの指導が終わる時くらいに,
「ちなみに,うまい子・がんばっている子は列の前の方で踊ることができます。保護者の方たちや他の学年の人たちにすごいと言われますよ。そのためにオーディションをします。詳しいことは,後ほど伝えます。」
と話しておく。
そして,第4時くらいに,
「今日の昼休み(もしくは放課後)にオーディションをします。やりたい!がんばりたい!という人たちは,体育館に集合しなさい。」
と宣伝しておく。
各クラス数名は集まると思う。
そこで,第一次オーデイションを行う。

次の時間に,オーディションに来た児童を立たせて,みんなの前で大きく大きく褒める。
そして,この子たちを,列の先頭と場所移動後の先頭に立たせることにする。
この日の最後に,「やっぱりどうしてもやってみたいという人。第二次オーディションを行います。これが最後のチャンスです。このチャンスを逃せば,もう前の方にたって踊るチャンスがなくなります。チャンスをつかむのは自分自身です。オーディションを受けたい人は,今日の昼休み(もしくは放課後)に体育館に来なさい。」
ここで集まった子どもたちは,先頭集団の一つ後ろで踊る第二集団にする。

以上のようにしてオーディションを進めていく。
オーディションをするまえに,行動することで成長するということを口酸っぱく言っていく。
そうすることで,行動する子が出てくるので,その子をうんとほめる。
そうすることで,練習にやる気を見せる子どもが増えてくる。

休み時間に練習する。

これが先頭集団をつくるための大きな秘訣となる。
第一時の練習後に,
「先生の教室で練習をするので,やりたい子は集まっておいで。」
と言う。
休み時間(長休みと昼休み)に,教師がわざと大きな音でCDを鳴らす。
そうすると,何人かの子どもたちが集まってくる。
そして,踊り出した子どもを大きく取り出してほめる。
さらに,全体練習の始めの部分でも,練習をしていたことを立たせて大きく褒める。
そうすることで,子どもたちが徐々に,音の鳴る方に集まってくる。
子どもたちに自発的に練習をし始めるようになる。
そのことをさらにほめていく。

さらに,
「先生踊りの練習せんの?」
と聞いていくる子が現れたらしめたものだ。
CDを貸すことで,自発的に練習し始める。
(私のクラスの子どもは,運動会が終わってからも,休み時間にCDを鳴らして踊っていた。)

かくして,先頭集団が育っていくのである。


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