1時間目は以下の流れで進める。
① 修学旅行の目的・流れ(実施要綱)
学年主任が作成し職員会議に提出した資料を配布する。そして目的や、流れを列指名で一文交代読みをさせて確認していく。
② 修学旅行で訪れる県に色をぬろう(日本地図に色を塗る)
日本地図を配布し、修学旅行で訪れる京都・奈良・広島、そして、新幹線に乗る場所である静岡にマーカーで色を塗らせる。この作業を通して、自分たちがどこに行くのか、視覚的に分かるようにさせる。
③ 京都のどこに何があるのか地図から見つけよう
京都の地図を配布し、京都の寺社などを地図から見つけて丸で囲む作業をさせる。
④ 発問プリント(京都編)パンフレットを見ながら答えを書き込む
京都のガイドブックを一人一冊配布したあと、B4のプリントを一枚配布し、そこに書いてある発問に答えさせていく。ガイドブックを見れば、すぐに答えられる問題だけを掲載している。
⑤ 地名の読みプリント配布 3学期に読みのテストをする旨伝える
B4のプリントを配布する。地名とその読みが書いてある。山折りをすると地名の読みが隠れて、地名を覚えるための練習ができるようになっている。
今回は100問を一度に出した。その結果、100点を取れる生徒が半分以下であった。、50問ずつに分けて出題すると、より生徒にとって取り組みやすいものになった。次回はそのように修正したい。
1時間目と同様、地図プリントの学習をさせた後、発問プリントに取り組ませる。
① どこに何があるのか地図から見つけよう(奈良)
② 京都の「発問プリント」を仕上げたのち③に移る
③ 発問プリント(奈良編)
発問プリントを仕上げることができなかった生徒は冬休み中にやってくるよう宿題にした。
また、地名の読みテストを3学期に行うことを告げた。
地図プリントや発問プリントで、大まかに京都・奈良のことを学習させた後は、各自で課題を設定させ、その課題について調べる学習に入った。
3時間計画で、レポート用紙3枚にまとめさせることにした。
①漢字の読みテスト
勉強時間を取った後、テストをした。2学期末に配布したプリントの「読み」の部分を削除したプリントをテスト用紙とした。
10分後、「読み」の書いてあるプリントを出させてそれぞれに丸付けをさせた。
②京都・奈良を極めよう 各自課題を設定し調べ、レポート用紙3枚以上にまとめる
まず、「修学旅行事前学習 レポートの書き方プリント①」を配布し、京都奈良について知りたいことを箇条書きにさせる。
その後、特に知りたいことを3つ選ばせ、テーマを決めさせる。
例えば、知りたいことが「建物」についてであれば、テーマを「古都の建築」などにさせた。
テーマが決まった生徒には、「修学旅行事前学習 レポートの書き方プリント②」を配布して、レポートの書き方の例示をした。
書き方が分かった生徒には、レポートを用紙を渡し、取り組ませていく。
次の時間から、パソコン室を開放し、それぞれが設定した課題についてパソコンで調べさせていく。図書館にある本が豊富であるならば、本のみでの活動でもよい。
しかしパソコンを使っての活動だと、生徒は喜々として取り組むのを感じた。
最終的に、どの生徒も3時間の授業でレポートを完成させることができた。
学年での授業を創る際は、全員ができるということを意識して取り組みたい。
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