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TOSSランドNo: 7123769 更新:2012年12月30日

夏休み中の奉仕作業・子どもたちが動く草取りの方法


 夏休みの奉仕作業は暑くて大変である。しかも長時間、草取りを続けるのだから尚更である。
 まず、こう考えることにした。

 1.久しぶりに友達と会い、話したいこともたくさんあるはず。話をしたり遊んだりしても仕方がない。
 2.子どもたちが草取りを少しでも「やろう」と思うような指示をしよう。

 草取りをする場所は、リレーで走るトラックとその外側。
 その場所を短く説明した後、こう付け加えた。

発問1:

トラックから最初に草を取ります。
どうしてトラックから最初にとるかわかりますか。

「運動会で走るところだから」という答え。

説明1:

そうです。二学期になるとすぐに運動会があります。
だから最初に走るところからきれいにするのです。

指示1:

三人一組になりなさい。
ビニール袋をグループに一つずつ配ります。
草がビニール袋いっぱいになったら、先生の所に来なさい。

 最初は,グラウンドに線を引いて区分けしようかとも考えた。
 しかし,草の量がまばらで難しかった。それに,それを考えているだけの余裕がなかった。
 ビニール袋いっぱいになったグループには 「よくがんばったね。5分間休憩しておいで」と言う。
 この時、ほめることも忘れてはいけない。
 また、説明2のように話しても、時間がたてば草のたくさん生えているところから 取ってくるようになる。
 しかし、これを責めてはいけない。 暑い中、たくさん取っているのだから、そのことをほめればいい。

 <実践してみて>
・「遊んで当たり前」と思っていた。予想以上に子どもたちが働いてくれたので、自 然にほめることができた。
  逆に「遊んで当たり前」と思っていなかったら、たくさん 注意していたかもしれない。
・ビニール袋の大きさは、多少大きさに違いがあった。人数も3人の所と4人の所が あった。
 それが時間差になって、交代で休憩したような形になった。
・私の取った草をビニール袋に入れてやろうとすると、「ぼくらばっかり入れてもらっ たらせこいから」
 と言う子もいて、かわいらしかった。
・子どもたちもビニール袋いっぱいという目標があったので、比較的集中して取り組 んでいた。

 この後、酒井式草取り指導法を教えていただいた。

 草取りをさせる時、子どもを労働力と考えてはいけません。 その場所の草がきれいになるかならないかなどは、どうでもよいのです。 きれいになるならないではない。 一つの仕事の中から、その仕事の技術とコツを覚えて、それを使うことの楽しさを知 ることこそが、未来につながる力なのです。(『教育トークライン』1999年10月号より)


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