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TOSSランドNo: 9747997 更新:2012年12月30日

電気を安全に送る人々の仕事


電気を安定的・計画的・安全に送るために取り組む人々の様々な取り組みから、原子力発電と自分たちの生活の関わりについて考える。
スマートノートブックでコンテンツは作成。

授業の準備
①「電気を安定的・計画的・安全に供給する人々の取り組み」について授業をしていく。そのためにエネルギー教育全国協議会から出されているエネルギー学習スキルの「4.電気の旅 電気を送る仕事を調べよう」を使用する。

この学習スキルを使い、我々が普段使っている電気は、送電線架線工のような人々によって安全に途切れることなく、送り続けられていることをまず知る。
TOSSランドには吉田高志氏の実践で「送電線の保守」についての写真集や授業が紹介されている(TOSSランド№1142125)これらも授業の中に活用する。

②原子力発電の安全性確保について(定期検査を中心に) 原子力発電についても単に発電の仕方といったことではなく、原子力発電所から安全に電気を送り届けるために、人々がどのような取り組みをしているかから考えていく。

エネルギー教育全国協議会ホームページhttp://www.eneducation.jp/

~実際の授業~
送電線の保守点検・積雪地方での送電線点検の写真を見せる。

発問1:

送電線の点検・チェックをしている写真です。どんなところを見ていると思いますか。     

電線が緩んでいないか ネジが外れていないか
発表させ、グーグルアースとスケッチアップを使い、どのくらいの高さで作業が行われているか知る。

指示1:

危険な場所にも関わらず、どうしてこのような仕事をしているのでしょうか。 自分の意見をノートに書きます。

安全に電気を届けるため

(エネルギー学習スキルを使い、など電気がどのように送られているかの図を見せ)送電線が壊れてしまったらその後、家庭などに電気が届かなくなってしまいます。

発問2:

他にも壊れてしまったら大変な場所があります。どこが壊れてしまったら困りますか。           

原子力発電所などの発電所 変電所

説明1:

どこが壊れても困りますが、その中の1つである原子力発電所について考えます。原子力発電では年に一回定期検査を行っています。

発問3:

(原子力発電所の定期検査の写真を見せ)どんなところを見ていると思いますか。

部品にひびが入っていないか 壊れている部分がないか

一日に最大で1500人 約2・3カ月かけて検査を行っていることを知った上で再度どこを見ているか考える。

発問4:

原子力発電所の検査ではどうしてこれだけの人と期間が必要となるのでしょうか。             

点検部品数が多い (火力発電所との部品数の比較を行い、どのくらいの部品が必要となるのか知る)

説明2:

もう1つ放射線管理区域ではあることが限られています。

発問5:

何が限られていると思いますか。      

中にいる時間

説明3:

ネジを1つ締めるにしても、中にいられる時間が限られるためたくさんの人が協力して行っているのです。

指示2:

どうしてこれだけの時間と労力を使って検査をしているのでしょうか。ノートに自分の意見を書きます。   

安全に電気を届けるため

私たちが普段使っている電気は様々な人々よって守られて送られてきているのです。         

子どもの感想
・電気とかつくるのはあぶないけれど、こういう仕事をやんなければ電気とかが使えないし、大変。みんなの家に電気を届けるためにつくっているなんてなんか電気のヒーローみたい。これからもがんばってほしい。

・私たちはとっても楽に使ったり、むだ使いしているのに、それを作るまでには命をかけなくちゃいけない。大変な一生なんだなーっと思ったし、仕事は大変だなーっと思った。

・ぼくたちが使っている電気をつくるのがこんなに大変だと思って、もうむだ使いしないようにと思った。ネジを回すのにたくさんの人が必要なんてめちゃくちゃすごい。最大2000人はたらいているなんて、「仕事は大変ですか」と聞きたい。

・自分の知らないところでたくさんの人ががんばっているから、電気を大切に使わないといけないと思った。

・電気のためにいろいろな人が関わってておどろいた。電気の起こし方はたくさんあって意外だった。他の発電所の様子も見てみたい。1000人以上の人がはたらいていてとてもおどろいた。すごい人数がいる。電気の節約を心がけたいと思った。

・原子力発電所という名前をはじめて聞いて、そんなのがあるなんて初めて知りました。全員で1500人いるから力を合わせてやっているんだろう。

<参考文献>
近藤駿介編著「原子力発電所で働く人々」ERC出版  
榎本敏明「原子力発電がよくわかる本」オーム社
佐相邦英「ヒューマンファクター概論」オーム社  
山地憲治「原子力の過去・現在・未来」コロナ社
神田啓治・中込良廣「原子力政策学」京都大学学術出版会  
矢沢潔「原子力ルネサンス」技術評論社
エネルギー総合工学研究所「技術立国日本の戦略」エネルギーフォーラム 
七沢潔「東海村臨界事故への道」岩波書店  
原子力資料情報室「原子力市民年鑑」七つ森書館
原子力安全基盤機構「原子力施設運転管理年報平成21年版」 
原子力安全委員会「原子力安全白書」佐伯印刷
経済産業省「エネルギー白書2009」「原子力2009」  
電気事業連合会「定期検査Q&A」
資源エネルギー庁
「わたしたちの暮らしとエネルギー」「日本の原子力発電」 東京電力「電気をお届けするために」


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