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TOSSランドNo: 1144007 更新:2012年11月24日

日本神話の読み聞かせシリーズ2「黄泉の国」


 伊邪那岐命と伊邪那美命は、大八島を産み、そこに住む海の神、山の神、木や草の神、等 多くの神々を産み、最後に火の神を産みました。そのとき、伊邪那美命はひどい火傷を負って死んでしまい、黄泉の国へと旅立ってしまいました。
 伊邪那岐命は、伊邪那美命が亡くなったことを悲しみ泣き伏しました。あきらめきれず、どうしてももう一度合いたいと思い、黄泉の国へ出かけることにしたのです。
 黄泉の国の入り口にやってきた伊邪那岐命を伊邪那美命は出迎えに来ていました。
「なぜこんなに早く死んでしまったのだ。もう一度、力を合わせて国造りに励もうではないか」
「残念です。遅すぎました。この国の食べ物を食べてしまった私はもう二度と生の国へもどることはできません。でも、黄泉の国の神とよく話をしてきましょう。ここで待っていて下さい。決してのぞきにきてはいけません」
そう言って伊邪那美命は、姿を消しました。
 命は待ちました。しかし、待てども待てども伊邪那美命は戻ってきません。とうとう待ちきれず、伊邪那岐命はそっと様子をごらんになりました。
 すると、そこには伊邪那美命が横たわり、その体は腐って蛆がわき、恐しい雷の神がうずくまっていました。どこにもあの美しい姿はありません。
 醜い姿を見られた伊邪那美命は、黄泉の国の魔女達に命じて逃げる伊邪那岐命を追いかけさせました。
 逃げる途中、伊邪那岐命は、魔女達向かって、頭の髪飾りを投げつけました。すると髪飾りは野ブドウになりました。魔女達が野ブドウを食べている間に、命はどんどん逃げていきましたが、すぐに追いつかれてしまいました。
 今度は櫛を投げつけました。櫛はタケノコに変わりました。魔女達がタケノコを食べている間に逃げていくことができました。
 とうとう生の国と死の国の境である黄泉比良坂までたどり着きました。命はそこに生えている桃の木から実を三つ採って魔女達に投げつけました。すると、魔女達は、皆逃げ帰ってしまいました。
 最後に伊邪那美命が追いかけてきました。伊邪那岐命は、黄泉比良阪に大きな岩を置き、通れないようにしました。
「伊邪那岐命よ。私は死の国の神となって、あなたの国の人たちを毎日500人連れていきますよ。」
「おまえが一日1000人殺すなら、私は一日1500人の子どもを誕生させましょう」
 そう言って二人の神は分かれました。
 その後、伊邪那美命は黄泉の大神=死の国の大神と呼ぶようになりました。


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