TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/09/25 現在)

21415
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1190132 更新:2012年12月29日

採用試験対策~模擬授業必勝法~


教員採用試験の模擬授業においては、授業の内容というより、授業に関わる姿勢が重視されているというのが、定説である。
模擬授業をさせることで、授業に関わる姿勢、子どもへの関わり方を見ようとしているのであろう。
以下、富山県の試験を例に具体的に述べる。

ポイント1 態度

① 明るくはきはきとよく通る声で授業する

 授業について技術面について考えすぎることはない。むしろ大切なのは、堂々とした態度で、明るく、子どもたちや保護者から信頼感を得られるようなさわやかな雰囲気を醸し出して模擬授業するということである。もちろん、「笑顔」が大切である。
  また、教室という広い場所において、「教師の声」は、すべての児童に明確に伝わるような音量でなければならない。あまり大きな声がでないという人もいるだろう。一度、実際に教室で模擬授業の練習をするなりして、第三者に声の聞こえ具合を聞いてもらうとよいだろう。

② 口癖、仕草の癖を見つけて防ぐ。

 練習して第三者に見てもらうと、自分では気づけなかった癖を発見することができる。「えっとー」や「はい、では」などの口癖や手持ち無沙汰に指先をいじったり、貧乏揺すりしたりする仕草の癖もある。面接官に落ち着きのない印象を与えないためにも、自分の癖を知り、意識して授業に臨むことで防ぐようにしたい。

ポイント2 板書

① 板書の文字は丁寧に。

 富山県の模擬授業では、板書することが義務付けられている。誤字や脱字はもちろんあってはならないことだが、筆順の間違いにも気をつけたい。そして、丁寧な楷書で板書する。早く書かなくてはなどと焦る必要はない。丁寧に書く方が大事である。

② 色チョークを使う。

 重要な箇所を強調するため、白色のチョークだけではなく、黄色や赤色のチョークを使うことも重要である。主に、黄色は重要な言葉を書くときに使用し、赤色は線を引いたり囲んだりするときに使用することが多い。

③ 聞くときは聞く。板書と同時進行しない。

 板書するタイミングはとても大切である。子どもの話を聞いているのに、黒板に体を向けて板書してしまうことは多い。「うん、うん、ああ、そんなこと思ったんだね。すごいねー。」と言いながら、体は板書に夢中。子どもにしてみたら、「先生、本当にそう思ってくれているの?」である。普段の姿が出るところである。講師経験者は要注意である。ここは、子どもの話を聞くときは、その子を中心にして、全体を見ながら聞き、聞き終わってから板書するのが良い。さらに、聞き終わってからの板書も、子どもの方に体を半分傾けて、斜めからするのが理想的である。(4分6の姿勢と言うらしい)これがなかなか難しい。練習第一である。

ポイント3 課題選択・導入

① 課題は、教科以外にすることがお奨め。

 模擬授業で取り上げるのは、授業の導入部分である。だから、教科を決めて、例えば、算数なら算数で、いろいろな単元の導入方法を事前に勉強しておくこともいいだろう。しかし、開始数十分前に渡されるお題の中に、自分の得意とするものが含まれているとは限らない。山をはっていたのが外れるということだってありえる。教科書のコピーなどが渡されるわけでもない。そこで、お奨めなのが、特別活動、生徒指導に関するお題を選ぶことである。ちなみに、私は、「学活」に課題を絞って試験に臨んだ。
(中学校、高校等を受験するのであれば、専門教科を選ばれるのが一番だと思う。)

② 第一声で何を言うかを特に考える。【授業の始まり(15秒)のつかみ】

 模擬授業において、特に重要なのが、第一声で何を言うかである。子どもがぐっと引き込まれるような、そして何についての授業なのか、または、話し合いなのかが子どもに伝わるような「つかみ」の言葉、導入を考える。また、授業を5分間で終わらせるわけではなく、45分(50分)の授業を想定した場合の導入を行う点に注意する。

ポイント4 なりきる

 教員採用試験の模擬授業では、目の前にいるのは難しそうな顔をして座っている面接官3名だけである。こちらがどんなにさわやかな笑顔で話しかけても、反応してくれることはない。いないものとして、普段の教室での自分を演じきるくらいの気概が必要である。
 演じるにあたっては、そこに子どもがいるかのように、丁寧で優しさ溢れる言葉づかいで対話しながら進めてほしい。

① 教室にいる様々な子どものイメージを具体的にもっておく。(名前つきで)

 これをするだけで、ぐんと模擬授業がしやくなるし、素敵になる。
 教育実習や講師として関わった子どもたちのイメージを具体的にもって模擬授業に挑むのである。すると、不思議なことに机しかない教室に子どもたちの笑顔が見えてくる。ここで私がこう言ったら、あの子がきっとこんなことを言うだろうな、というイメージが湧いてくる。あとはその幻の声と対話しながら模擬授業を進めるのである。自然と顔がニコニコしてくるはずである。そのときに、アイコンタクトも大切にするとさらによくなる。話しながら、目線をしっかりと子どもたちに合わせていくようにするのである。

② 声に強弱、抑揚をつける。

 子どもがいるように話すと、自然と声に強弱や抑揚もついてくるものである。しかし、私は声が大きいだけで、変化がなく単調になってしまうことが多い。模擬授業では意外に普段の自分が出るもので、そういうところに気をつけると模擬授業はぐんとよくなる。

③ 立ち位置を変える。

 子どもがいる方向によって立ち位置を変えて話を聞くとよい。子どもは、先生と一対一で話したがるものである。そこで、先生が立ち位置を変えてやることで、発表する子どもが自然とクラスのみんなの方を向いて話をすることになる。ずっと同じ位置にいるのは、自分も落ち着かないものである。選ぶ課題によっては、子ども席へ歩み寄る、中に入っていくということもできるであろう。

 これらのことに関連した参考書の記述を抜粋する。

 ときには(板書の)手を止めて説明するなど、児童(生徒)が的確にノートに記載できるようなゆとりを与えることも大切。
 一方的に話を進めるのではなく、学習者と共に課題を意識するような雰囲気が大切である。時には、指名するような場面があることも自然なことである。
 学習活動の中で児童(生徒)の意識や認識を中心に授業を進めること、つまり、教員の発言も児童(生徒)の発言内容を生かしつつ発し、学習のねらいを忘れることなく全うさせようとするものである。

ポイント5 「模擬授業ノート」を作る

①自分の決めた課題を調べる。

 私は実際に、知り合いの先生から学級活動の年間指導計画をいただき、それをもとにどのような課題があるのか調べた。「あいさつ」「歯」「夏休みの過ごし方」など、ある程度課題が絞られてくる。

②使えるネタを集める。

 私は課題が整理できたら、TOSSランドや書籍などから使えるネタを印刷・コピーし、ノートに貼っていった。とにかく使えそうなものは、どんどんノートに張り付けていくのである。

③アイディアを書き込み、実際にやってみる。

 実際に導入部分をどうするか、自分でもアイディアを書き込んでいき、「模擬授業ノート」を作った。後は、とにかく口に出してやってみる!力のある人に見てもらう!ことが大切である。


1回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド