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TOSSランドNo: 2210237 更新:2012年12月29日

悪口・陰口をなくすHR


河田孝文氏「弱いものいじめをしない」 を「追試」した。
悪口・陰口をなくすためのホームルームである。(TOSS中学推薦)

以下、中学1年のホームルームでの実践記録を紹介する。

1.脳の話

説明1:

人間の脳は3つの部分で出来ています。「ヘビの脳」、「猫の脳」、「人の脳」です。
「ヘビの脳」は、息を吸ったり、ものを食べたり、眠ったりなどの命令を体に出す脳です。
この脳が働かないと、人間は生きていくことが出来ません。
「猫の脳」は、喜んだり、怒ったり、悲しんだりするための脳です。
「人の脳」は、人間だけにあり、ものを考えたり、覚えたり、言葉を話したり、勉強したりする脳です。

脳の絵を書いてから説明する。
真剣に話を聞いているが、難しい話のようだった。

説明2:

人をいじめると、脳のある部分を攻撃することになります。

発問1:

どこを攻撃すると思いますか。

「ヘビの脳」「猫の脳」「人の脳」から挙手させる。
全員が「人の脳」に手を挙げた。答えは、「ヘビの脳」

説明3:

いじめは、「ヘビの脳」、息を吸ったり、ものを食べたり、眠ったりする力を奪っていることになるのです。
相手の命をどんどん縮めている、殺人をしているのと同じなのです。

2.事実を示す

新聞の記事の要約を読む。

(1)いじめる高校生退学、小中学生は転校(中国新聞1996年8月22日)
いじめをする児童、生徒は親に説明していじめを受けた児童と学級を離される。それでもいじめを続けるのなら高校生は退学、小中学生は転校しなければならなくなる。

発問2:

いじめをした生徒は、どうなりましたか。
漢字2文字で2つ書きなさい。

全員で答える。ほとんどの生徒が言えた。

「退学、転校」。

話をしっかり聞いていることを誉めた。

(2)暴行認定し賠償命じる(朝日新聞1996年10月26日)
石川県のある小学校の児童は同級生から殴る、蹴る、ロッカーに閉じこめられるなど集団で暴行を受けてけがをした。いじめられた子の親はいじめた子の親8人を裁判所に訴えた。裁判所は、いじめた子の親に対して慰謝料として35万円払うように命じた。

発問3:

いじめをした生徒は、どうなりましたか。

列指名。2人目で答えが出た。
「訴えられる。」

(3)いじめた生徒の父親自殺(朝日新聞1996年10月1日)
鹿児島県のある中学校の男子生徒がいじめを苦に自殺した。自殺した子の遺書にはいじめた子の名前がはっきり書いてあった。いじめた子の父親は「自分の子どもがいじめをして自殺に追い込んだのだ」とそれを苦にして自殺した。

発問4:

いじめをした生徒の父親は、どうしましたか。漢字2文字で書きなさい。

全員で答える。さっきよりも多くの生徒が言えた。

「自殺」

話をしっかり聞いていることを大いに誉めた。

説明4:

「いじめ」をすると、いじめられた人だけでなく、いじめた人もその家族もみんな不幸になっていくのです。

3.余韻を残す

発問5:

多くのいじめは、何から始まると思いますか。

真剣に書いているときに、

説明5:

悪口・陰口です。

余韻を残すように言う。。

指示1:

今日の感想を書きなさい。2分です。

すぐに、感想を書きはじめた。

次の日、感想をプリントとして配布。
以下、生徒の感想。
・両親にめいわくをかけるのはいやだと思った。
・やっぱり悪口やかげ口は良くないことだと思った。
・悪口やかげ口で、自殺してしまったりするから言わない方がいいと思った。
・悪口など人のいやがることはけっしてしてはいけないということ。
・いじめた子の親が自殺してしまったのには、あらためて本当にいやだな・・・と思いました。
・いじめした人は罪がとてもあるなと思った。

≪先行実践≫

河田孝文氏「弱いものいじめをしない」(向山洋一著『学校の失敗』扶桑社)
高野宏子氏「「いじめ」の授業」TOSSランドNo.2210105


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