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TOSSランドNo: 6900095 更新:2012年11月25日

「卒業式に送る、6年生のお兄さん・お姉さんへの絵手紙」の進め方


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準備物
・ コンテ(こげ茶色か緑色)・ 8つ切り白画用紙
原則

 顔を描かせるには、「触らせて描かせる」のがよい。酒井式の「触覚重視の原則」を応用するのである。
 鼻を触らせた後に、「この部分はゴツゴツしていた、この部分はポニャポニャしていたと言いながら描きなさい」と指示して、触って感じたように描かせるのである。すると、上のように、どの子もイキイキした顔を描くことができる。
 触って描かせるので、同姓同士のペアにした。人数があわない分、3年2人と6年1人で組み合わせるペアも作った。

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第1幕  顔を描く(45分)

T.今日は、6年生のお兄さん、お姉さんの顔を描きます。
C.エ~!!

 他人の顔を描くというのは、3年生の子には初めてであった。だから、驚きの声があがったのである。

T.顔を描くのですが、見て描くことはしません。どの子も自信をもって描ける方法でします。その方法は、6年生のお兄さん、お姉さんの顔を触ってから描くのです。

C.エ~!! 

T.6年のS君、こちらに来なさい。一番最初に鼻から描きます。
 S君の鼻を触ります。ここはゴツゴツしている、ここはポニャポニャしていると感じます。
 感じたら、このように「かたむつりの線」で描きます。
 ゴツゴツと感じたところは線を強く、ポニャポニャと感じたところは 線をやわらかくして描いていきます。

 S君の鼻を触った後、黒板に鼻を描いて見せた。描き終えると、拍手が起きた。

T.では、3年生の子は、6年生のお兄さん、お姉さんの鼻を目をつむって触りなさい。
C.よ~し。 C.緊張する。
 このようなスキンシップが、このシナリオの良さである

   T.6年生は、顔を両手で隠します。
 では、鼻を描きます。画用紙の真ん中より少し下に描きます。
 「かたつむりの線」がスタ-トします。
 用意、スタ-ト(この部分だけ、囁くような小さい声で)

 顔を隠させたのは、3年生の子が見て描くことを防ぐためである。
 触っていた時の様子とは全く違う。シ-ンとなって描いていた。
 シナリオの最初の段階だ。どんなヘンチクリンな鼻になっても、ほめまくった。

 
 後は、口と歯→目とまつ毛→まゆ毛→顎→輪郭→耳→髪の毛の順で、触らせてから、指示①のようにして描かせていった。髪の毛を描く場合だけ見て描くようにさせた。
 描き進むにつれて、3年生の子はノッテきた。6年生も触られるのに慣れていった。
 30分で、全員描くことができた。

 

余った時間10分で、鑑賞会をした。
 6年生の顔の横に、描いた絵をどんどん見せていったのである。「似ている」、「そっくり」などと大爆笑になった。時間があれば、このような演出もおもしろい。6年生は「みんな、僕たちより絵が上手だよ」、「ありがとう」などと3年生に言って、教室に戻っていった。

 ここで、注意点を描いておこう。
 鼻を小さく描いてしまった場合である。その場合は、左上の絵のように、口や目を鼻から離して描けば、大きな顔を描くことができる。
 顔が全体的に小さくなってしまっても気にすることはない。左の絵のように、文字を入れれば良い。
 酒井式の原則「良しとする」、「それを生かす」を応用すれば、どの子もすばらしい似顔絵を描くことができる。

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第2幕  着色をする(45分)

 着色は、教室でする。
 まず全員、肌の部分から着色をさせた。
 下のように、パレットの図を板書して、様々な黄土色を作らせた。ポイントは、「黄土色のダブダブ」の濃さを、「ジュ-スよりも濃く、マヨネ-ズよりも薄い」濃さにすることである。  
  色づくりができたら、私がチェックし、合格した子から着色をさせた。
 着色のポイントは、次の3点である。
  ①コンテを踏まない。 ②一度ぬったところは二度とぬらない。
  ③変化をつける。

 色づくりができた子から、肌の部分から着色させた。
 肌の部分がぬれた後は、口の中を朱色でぬらせた。色の濃さは、白画用紙にほんのりと色がつく程度の薄さで良い。
 最後に、髪の毛と瞳、まゆ毛の着色をさせた 。色は、茶色に黒色をチョッピリ混ぜた色である。

Paret

これで完成であるが、顔が小さくなってしまった子や、早くぬれて時間がある子には、周りにメッセ-ジを入れさせると良い。やり方は、次のようにする。
 
    ① メッセ-ジを3通り考えさせる。
  ② 一番気に入ったメッセ-ジを鉛筆でうすく書かせる。読み方が分からない書き方、下から上に読む書き方はダメ。
  ③ ここで、教師が誤字や脱字がないか、確認をする。
  ④ 写真のように、中筆で太く描かせる。細くなってしまった場合は、2度描きでも良いので太く描かせる。
 
 掲示してから思ったのだが、メッセ-ジには「○○さん、そつぎょう、おめでとう」、「○○さん、勉強、がんばって下さい」などと、6年生の名前を入れると良かったと思う。
 3年生は、このようなメッセ-ジを入れることが好きだ。顔が小さかった子はもちろんのこと、早くぬれた子のほとんどが、このメッセ-ジを書いていた。さらに余裕があれば、乾いた後に、油性マジックで文字の周りの縁取りをしても良い。
 90分で全員完成した。

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