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TOSSランドNo: 8819526 更新:2012年11月25日

津波てんでんこ


〔授業用WEBワークを希望される場合、メールでご連絡ください。 メール 〕

1 ハザードマップは想定

説明1:

東北地方に釜石市があります。
拡大します。
ハザードマップとは災害予測図のこと。赤い線は津波の浸水想定ラインです。

発問1:

次、青い線は何でしょう。

説明2:

明治or昭和の津波です。
明治三陸沖大津波では、人口約6500人のうち約4000人の命が奪われました。
今回の地震では、約40000人中 約1300人の死者が出ました。
明治の被害がいかに大きかったかが分かります。

発問2:

鵜住居(うのすまい)小学校・釜石東中学校があります。
ここは、浸水想定区域の中ですか、外ですか。

説明3:

外です。
そして平成23年3月11日、東日本大震災が起きました。

発問3:

児童・生徒は、地震の際、どんな行動を取ったでしょう。
 1 学校に留まった。
 2 先生の指示で避難場所へ逃げた。
 3 自ら避難場所へ逃げた。

説明4:

鵜住居小学校3階部分に自動車が突き刺さっています。
想定ラインを遥かに超えました。
学校にとどまっていたら間違いなく死んでいます。
釜石市では3000人近い小・中学生のほぼ全員が津波の難を逃れ、生存率99.8%でした。
 「釜石の奇跡」と報道されました。
答えは3。

2 避難行動

説明5:

部活をしていた中学生が、揺れている最中に校庭を駆け出し、
「津波だ、逃げるぞ」
と大声で叫びながら走りました。
小学生はその声を聞いて校舎から飛び出し、中学生と合流して避難を始めました。
その姿を見て、住民も避難を始めました。
指定避難場所にいると、津波が防波堤を乗り越えた激しい水しぶきをあげています。
 「ここではだめだ」
さらにその先にある避難所を目指しました。
全員移動し終えた30秒後、最初の避難所が津波に襲われました。

3 津波てんでんこ

説明6:

昔の人はこんな言葉を残しました。
 「津波てんでんこ」

発問4:

どんな意味だと思いますか。

説明7:

津波が来たら,てんでばらばらに逃げなさい。
さて、みなさんが学校にいて、大きな地震が襲いました。
お家の人はどうすると思いますか。
学校まで自分を迎えに来るだろうと思う人? その結果、どうなりますか?
また、地震で建物が倒壊し、子供が瓦礫の下にいるかもしれない。
そこに大きな津波が来ることが分かっていても、逃げない、逃げることができない。
にもかかわらず、「ばらばらに逃げなさい」と、こんな教訓を残したのです。
津波襲来のたびに、家族の絆がかえって一家の全滅を導く不幸な結果が繰り返されてきたという背景があるのです。

説明8:

「いざというときは、僕は必ず逃げるから、お父さんやお母さんも必ず逃げてね」と信頼して逃げる。
一方、お母さんは、「わが子は絶対に逃げてくれている」と思って逃げる。そう信じあっていることが必要です。
 「津波てんでんこ」とは、
 ①自分の命は自分で守れ、
と同時に
 ②それを家族が信じあっている。そんな家庭を築いておけ、
ということなのです。


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