TOSSランド

コンテンツ登録数
(2014/04/23 現在)

20461
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSアプリランド デジタル・トークライン TOSS-SNS
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ

TOSSランドNo: 7118679

シンクロマット運動~友達と息を合わせる~


単元について

新学習指導要領 体育科の解説 各領域の内容には次のようにある。

 器械運動系の領域として、低学年を「器械・器具を使っての運動遊び」、中・高学年を「器械運動」で構成している。器械・器具を使っての運動遊びは、「固定施設を使った運動遊び」「マットを使った運動遊び」「鉄棒を使った運動遊び」「跳び箱を使った運動遊び」で内容を構成している。(中略)児童がそれぞれの器械・器具を使った多様な動きや遊び方をイメージできるように図で掲示したり、集団で取り組める遊びを工夫したり、児童が創意工夫した動きを評価したりすることが必要である。

 器械運動が低学年においても領域としてきちんと位置づけられ、内容も詳しく、明確になっている。「習得」を意識した内容になっていることがわかる。器械運動は、「できる」「できない」がはっきりしてしまう傾向にある。そのため、1度できない経験をするとそのまま苦手意識となり、「失敗した」→「自信がない」→「できない」→「やる気がない」という悪循環を引き起こす。「すべての児童が技を身に付ける喜びを味わうことができる」と指導要領では明記している。全員が習得することが到達点となっている。技能を習得させるに当たっては学級単位、学級内のグループで学習を行うことが多く、効率的である。指導要領にもそれについてきちんと明記している。

 一人一人が自己の課題をもって工夫しながら取り組み、仲間で互いに励まし合い、助け合って、学習を進めていくように指導することが大切である。

集団での学習の際には、ルールや秩序の確立や徹底が必要となる。
根本正雄氏はグループ学習について下記のように述べている。

グループの作り方で学習の質が変化していく。
そういう意味で重要である。
私が行ってきたグループ作りは基本的には3つある。

 1. ペアにする(ペアグループ)
 2. 等質にする(親グループ)
 3. 異質にする小集団で行う(兄弟グループ)

私の器械運動での授業では目的に応じて次のように行っている。

  ペアグループ:準備運動(基礎感覚・基礎技能づくり)
  親グループ:用具の準備 共通課題の練習 用具の後始末
  兄弟グループ:選択課題の学習

グループの形態を自由に変えることは、学習技能を身に付けることである。
いつでも誰とでもグループができるように指導していくことが、自主的な学習づくりには必要である。

根本氏は器械運動のグループ学習についての指針を示された。
この方法はグループ学習によって個の良さを認め合うために示されたものである。
このグループの指針を生かして今回のシンクロマット運動を展開する。

指導計画(全5時間)

第1時 前転をきれいにペアでできるようにする。
第2時 (親)グループでリズムよく前転ができる。
第3時 (親)グループで工夫した技を取り入れてリズムよく前転ができる。
第4時 (兄弟)グループでリズムよく前転ができる。
第5時 (兄弟)グループで工夫した技を取り入れてリズムよく前転ができる。

本時の授業

めあて:前転をリズムに合わせてペア、グループでできる。
    友達と話し合い、前転をリズムよくできる方法を考え、仲良く取り組む。

4人組をつくって集合する。

指示1:

マットの上を歩きます。
コーンにタッチしたら今のように座ります。

リズム太鼓に合わせて歩かせる。

指示2:

次「くまさん歩き」。(まねをする。)

リズムを変えて太鼓をうつ。

指示3:

次「前転」。
前転を2回したら、コーンにタッチして座ります。

テンポよく進め、上手にできている子をほめる。

指示4:

次はシンクロです。
2人で同時に前転をします。
ポイントは、背中が同時にマットについていることです。
2人で1枚のマットを使ってやってごらんなさい。

話し合ったペアから練習させる。

指示5:

上手にできたという2人組は先生のところにいらっしゃい。テストをします。

息が合うことの具体的観点を示す。
ここでは背中がマットに同時についていることとする。

指示6:

合格したら4人組でシンクロします。
立ち位置や進む方向、マットの形を変えてもいいですよ。

4人組の時には、どういう方法で合わせていくのかを相談させたり、練習させたりする。

指示7:

発表します。
見ている人は、上手なところはどこか見ています。
後で発表してもらうからね。

どこが上手なのか発表させる。

指示8:

今度は最後にポーズを入れます。
声を出してもかまいません。
ポイントは4人のポーズがピタっと止まることです。

いろいろな技を考えさせ、練習させる。

指示9:

発表します。先生が点数をつけます。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド