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TOSSランドNo: 4445356 更新:2012年12月29日

自由研究のテーマは、疑問形で


このページは、日本教育技術方法大系第9巻P478、岡田篤氏の論文をWEB化し、修正追試したものである。

理科の授業、夏休みの宿題などの自由研究で実験や観察をさせるとき、まず、テーマを設定させることになるであろう。
このテーマの設定の仕方について次のように工夫した。

1 テーマを疑問形で書かせる。

例えば、次である。
「氷と気温について」と設定するのではなく、「氷と気温とは、どのような関係にあるのだろうか?」と書くように指示する。
体言止めさせずに、疑問形にさせる。
これで、自分は、何を解決するために研究を進めていくのが明確になる。
しかし、いきなり疑問形で書くには、意外と苦労する。
どうしても書けない子は、「氷について」のような書き方でもいいので、まず書かせる。
これを疑問形に直させる。
それでも書けない場合は、「氷とは何か?」「氷はどんな場合にできるのだろうか?」と例を示してやる。
こうすれば、どうにか疑問形で自分が調べたいテーマを設定してくるようになる。

次にプロットを立てさせる。

2 プロットも疑問形で書かせる。

「氷の厚さと気温は、どんな関係があるのだろうか?」というテーマが設定され、このテーマに対する回答に迫るプロットを考えさえて、これも疑問形で書かせる。
下の例は、このテーマである子が立てたプロットである。

・湖の水温とできる氷の厚さは、どうなっているのだろうか?
・同じ県の中でも厚さは、違うのだろうか?
・1日の中で、気温による暑さの変化は、起こるのだろうか?
・1年の中で、気温による暑さの変化は、どうなっているのか?
・氷は、試験管のどこのあたりからできるのか?
・どうすれば厚い氷ができるのだろうか?

こうしたプロットにしたがって、研究を進めさせる。
このプロットの疑問に1つ1つ答えを出していけばいいのである。
これで、研究が進めやすくなり、やることもはっきりしてくる。
この子は、新聞のスケート情報や本などを調べると同時に、試験管を使ったモデル実験などを行っていった。
テーマ、プロットを疑問形で書くことによって、調べることが具体的になる。

3 自由研究とは、自分の疑問に自分で答えることである。

この意識を持たせたい。

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