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TOSSランドNo: 1144017 更新:2012年11月25日

日本神話の読み聞かせシリーズ11「日本武尊ー熊曾健」


 12代景行天皇には、沢山の御子がいらっしゃいました。天皇は、ほとんどの御子を方を治める役に付かせ、3人の御子をそば残しておかれました。 その一人におうすの命がいます。
 見かけはいかにも優しそうな少年なのに、驚くほどの力と激しい気性を持っています。天皇はその力を役立てる道はないかと考えていました。
 そんな時、九州で反乱を繰り返している熊曾がいました。天皇は、おうすの命を遣わして、熊曾を討たせることにしました。
 命は九州へ出発するにあたり、伊勢の叔母君であるやまと姫を尋ねました。やまと姫は、自分の衣装と短い剣をお渡しになり、命を見送りました。
 おうすの命は、九州に着くと熊曾建の家に近づき様子を見ました。熊曾建は、新しい部屋を作り、その新築祝いの準備をしていました。
 いよいよお祝いの日がやってきました。命は少女の姿になりすまして,宴会の部屋に入っていきました。酒盛りはにぎやかになり,飲み、歌い、騒いでいます。家来達は酔いつぶれ、人の姿もまばらになりました。熊曾建を討つ時がきました。命は剣を取り出すと、兄の建の胸を一突きしました。ついで、弟の建を追いかけ、押し伏せました。
 その時、弟の健は尋ねました。   
「あなたは、一体誰ですか」 
「私は、大和で国を治めている景行天皇の皇子、おうすの命だ。汝らは朝廷に従わず、反乱を重ねているので、天皇の命で私が遣わされて来た」 
「そうでしたか。これまで、力のある者に出会いましたが、あなたのような方は一人もおりません。この世を去るにあたり、あなたにお名前を奉りたいとおもいます」 
「許そう」
「大和には我々より強い方がいらっしゃいました。あなたの名前を“日本武尊”お呼びしたい」
 そう言い終わると、命は、熊曾建を殺してしまいました。
 日本武尊は、大和へ帰る間も、荒ぶる神や悪者を説きふせ、聞かないときは力ずくで従えていきました。  
                 
 古事記には「倭建命」、日本書紀には「日本武尊」と書かれています。


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