TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/10/22 現在)

21415
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 7383344 更新:2012年12月28日

向山式跳び箱指導法・大切な押さえ所


1.向山式跳び箱指導法とは?

 跳べない子の95%が、10分程度の指導で跳べるようになります。 
 しかし、この指導法は魔法でもなんでもありません。

 子どもにやさしい、スモールステップの指導法です。

 スモールステップだからこそ、できる・またできるの繰り返しで、自然と跳べるようになります。

2.A式

 跳び箱にまたがった状態から、両手を着いて跳び下ります。
 通常は5,6回練習させます。

 ①両手をついて跳び下りてごらん。(跳び箱前方にまたがらせて)
 ②お尻を浮かせて跳び下りてごらん。
 →跳び箱を跳ぶって言うのは、
  今みたいに両腕で体重を支えることなんだよ。
 ③ゆっくりと跳び下りてごらん。
 →体重のかかり方が、お尻から両腕に変わるのがわかるでしょう。
 ④少し後ろから跳び下りてごらん。
 ⑤真ん中ぐらいから跳び下りてごらん。

 同じことを繰り返すのではなく、少しずつ変化させながら繰り返します。

 腕を支点とした体重移動を体感させます。

 跳び箱を跳べない原因の多くは、腕を支点とした体重移動ができないことにあります。
 小さな子が自転車に乗る感覚がわからないのと同じように、跳べない子も体重移動の感覚がわからないのです。

3.B式

 次に走ってくる子の腕を片手でつかみ、お尻を片手で支えて跳ばせます。

 大事なポイントは水平に送ってやることです。

 お尻を持ち上げてしまうと、前のめりになって恐怖感を与えてしまいます。
 しばらくB式を続けると、手にかかる体重が軽くなってきます。

 もう大丈夫かなと思ってから、2回ぐらい余計に跳ばせます。

 そして手で支えるふりをして、突然に手を引っ込めてしまいます。
 これで子どもたちは跳べるようになるわけです。
 ここまでがだいたい7,8回です。
 このB式の補助はコツがあります。
 指導前に教師の練習が必要です。

4.ドラマと演出

 さてB式で跳べるようになったら、子どもたちを全員集めます。

 全員が見ている前で、再度跳ばせるわけです。

 盛大な拍手が湧き起こるはずです。
 そして全員が跳べたなら、みんなで達成パーティーをするわけです。
 やはりドラマには教師の演出も必要です。
 今年、5年生のクラスで9名が跳べるようになりました。
 最後の子がが跳んだ瞬間の歓声と拍手。
 私自身も身震いするような手ごたえを感じました。

5.幼児用・低学年用の跳び箱

 最後に、学校に幼児用・低学年用の跳び箱はあるでしょうか。
 私はこのことを向山先生から学びました。

 あくまで「できない子どもにあわせる」という思想。

 このやさしい思想なくして、全員達成はできないと思います。
 ぜひ学級にすばらしいドラマを生み出してください。

 【引用文献】
    「跳び箱は誰でも跳ばせられる」(向山洋一著・明治図書)


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド