【聞く人たち】
・ 前担任
・ 学年の先生
・ 養護教諭
・ 幼稚園・保育園の先生
・ 児童が通院している病院の先生
・ 保護者
※新入生の場合、幼稚園・保育園の先生と連絡を取ることは必要である。
先生方は、第3者なので隠しごとをせずに教えてくれる。
直接的に保護者に聞けないことも聞く事ができるのが一番ありがたい。
家庭では分からない集団のなかの行動なども教えてくれる。
また、家族関係・夫婦関係なども教えてくれることがある。
※転入生の場合は、以前の学校に電話して聞くことが大事である。
指導要録等が送られてくるが、詳しくは、わからない。
とにかく電話して聞く。
前担任が転勤している場合は、学年の先生や養護教諭に聞く。
春休みの間に、保護者に連絡を取る。
時間の設定は必ずしよう。(30分から長くても1時間)
その中で、とにかく話を聞くことに徹する。
余裕があるなら、聞きたいことも、用意しておき、聞くようにする。
【聞いておくと良いこと】
①好きなもの・きらいなもの(音楽・食べ物・行動・人など)
②良いところ
③困っているところ(本人・保護者)
④のばしてほしいところ
⑤将来のこと
④⑤に関しては、学校が始まってからでも十分間に合う。
①だけでも聞いておくと、黄金の3日間の授業を組み立てるときに参考になる。たくさんほめることができる。
※その前に管理職への伺いを忘れてはいけない。
始業式の前に、担任がわかることに関して、難色を示す管理職もいると思うが、4月からの指導にぜひ必要だと話せば理解してくれることが多い。
私は断られた事はいまのところない。
難色を示す管理職には、
「特別支援が必要なお子さんですので、前もって知っておきたいことが、たくさんあります。特にパニックなどがある場合は、そのことによって、学校に不信感を もつこともあります。そうならないように、一番そのお子さんのことを知っている保護者に話しを聞きたいのです。」など。
第一印象というのは、大事である。
「表情」「身なり」「言葉使い」に気をつけて会おう。
「笑顔」が特に大事である。
「わざわざ来ていただいて、本当にありがとうございます。」
「今日は貴重な時間をありがとうございました。」
「お会いできて、本当によかったです。」
時間を都合していただいたのだから、感謝の言葉を忘れないようにしよう。
障害名がはっきりわかっている場合には、その障害に関する本を最低でも1冊は読んでおこう。
「向山洋一は障害児教育にどう取り組んだか」 (明治図書)を読まれることをお勧めする。
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