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TOSSランドNo: 1244007 更新:2012年12月26日

図画工作科授業Q&A


Q1 絵を描くとき、図鑑を見せて描かせてもよいか。

6年生を担任しています。
「花と学校」のテーマで酒井式を追試しました。
花を描いているときのことです。
A子が図鑑を持ってきて言いました。
「先生、本物じゃ描きたい花がないから、図鑑の花を描いてもいいですか?」
私は一瞬困りました。
しかし、次のように判断しました。
「ここで、この子を否定すると、A子の意欲がなくなる。実物で書かせたいがここは、許すことにしよう。」

ところが、できあがった作品を見ると何か不自然なのです。
やっぱり無理にでも実物を描かせたほうがよかったのでしょうか。

酒井臣吾氏のA

実物を見て描かせた方がいい。
ただし、それはやっぱり原則でありまして、図鑑とかそういうところから持ってきても、いい場合もあります。
しかし、先生方は,一応実物を描かせた方がいいとお考えおきください。
理由は、実物を見て描いた花と、図鑑にある花とを描いた場合とでは、花の芽、花の命と言ったら変なんですが、実物を描いた方が出るのですね。
なぜ出るのかと言われてもね、私は答えない。
実は出るから。ほんとなんですね。
私の今までの40年に及ぶ絵の指導の中で、それは一応確認できる。
これは、おそらく立体を見て、生きた花を見て描いている描き手の気持ちが生きた花というものに寄り添っているからだろうと思うのですね。
図鑑に平面に表されたものを平面に写す場合は、形だけを写そうとしている。命に関係ないという気持ちで描くから、何か不自然に、この先生がおっしゃるように不自然に描くんですね。
子どもたちが生き生きとした線を引くのは、その立体を平面に表そうとするときに、立体から感じ取るものを感じ取って描いているからなのですね。
平面からは命とかそういうものを感じ取るよりは、平面に直された形を引き写そうとする。
ただ、引き写そうとしているから、生きてこない。そう考えてよろしいですね。
私ならもしですね、図鑑から写させる場合は、典型、図鑑というのは典型を描くのですね。
一番花らしい、花の形になっています。
でも、写真なんかだと、いろいろあるのですね。
で、たとえば、こういうふうに重なっている、こういう部分があったとします。
ここを描きなさいと言う。必ずこれは描くんですよと。
すると、これがね、これとこれの関係。
これ花ですが、関係の中で子どもたちが見ますから、多少は生きてくることがありますね。
だから、断固としてここはですね。「いや、ほんとの花を描きなさい。」と言ってやるのがやさしいと思います。
それが、やさしさ、むしろやさしさだと考えていいですね。

Q2 酒井式の追試で「わりばしペン」を使うのはあまりよくないのか。

酒井式を追試する場合、「わりばしペン」を使うことは、あまりよくないのでしょうか。
それは、「わりばしペン」だと長く描くことが難しいからです。
しかし、子どもによっては、「わりばしペン」が好きな子もいます。
題材によってもあるでしょうが、酒井先生のお考えをお聞かせください。

酒井臣吾氏のA

題材のねらいによって使い分ける。
これはですね、まったくその通りなんで、題材によるんです。
それから、「わりばしペン」は長く引けないからいけないと、この先生は考えてられるようですが、「わりばしペン」のいいところは、長く引けないところがいいんですね。
それはですね、すぐ墨が消えちゃうから。
それにかすれたりしますね。
あれはね、子どもの思考の時間が切れちゃいますから、つけている間に思考の時間がそこに確保できますね。
その良さがある。
しかも、思うようにポトンとインクが落ちてみたり、かすれてみたり、思うようにいかない抵抗、抵抗感、それが子どもたちに、むしろその抵抗感が子どもたちのうーん何て言うんですか、何にも抵抗感がないのは、何でもそうですが、抵抗があった方が、むしろ子どもの意欲を刺激したり、造形的なものの意欲を沸き立たせたりすることがありますからね。
それで、例えばですね。
わりばしペンで、ネコの毛を描いたりするときとか、ネコなんか描いたりするときに、ネコの毛なんかは、わりばしペンがかすれたりして、とてもいいんですよね。犬とかネコとか。
だから、その題材によって、大いに使っていただきたい。
何がよくて何が悪いとか一切ございません。
すべていいところ悪いところがあります。
題材のねらいによって使い分けていただけたらありがたいと思いますね。

Q3 酒井先生のコンクール観は?

酒井臣吾氏のA

この子をほめたいと思う子を出すのには、コンクールはよい。

Q4 「鏡の中のぼく、わたし」を学年全クラスで実践するときのポイントは?

酒井臣吾氏のA

ポイントは4つ。「鼻を曲げること」「鏡のふち」「後ろ頭」「鼻のまわり」 。

Q5 「版画は下絵が80%」という話は本当か。

酒井臣吾氏のA

労力でいえば、1/3が刷り。1/3が彫り。後の1/3が下絵。

Q6 パレットの使い方で、良い指示の言葉は?

酒井臣吾氏のA

薄い色から濃い色にいくときは筆を洗わない。

Q7 発達の遅れが見られる児童に絵画指導をする際、どんな題材で、どんな指導をするとよいか。

酒井臣吾氏のA

よちよち歩きの子に手を添えてあげる気持ちで見てあげる。

Q8 ポスターの描き方は?

酒井臣吾氏のA

図柄から描かせていく。

Q9 1年間クロッキーを指導するときの効果的な題材配列は?

酒井臣吾氏のA

小学生は全体から描かせていく方がよい。また、短時間で描かせるようにする。

Q10 鑑賞指導のよい方法はあるか。

向山洋一氏のA

絵をインターネットに接続して全部取り出せるシステムを開発中。
教育コンテンツを法則化運動で作ってきたものを基地として、作りあげたい。

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