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TOSSランドNo: 9641313 更新:2012年11月06日

カストーディアルに学ぶ


発問1:

今日の主役が働いている場所を当てなさい。
ヒント1 アメリカ
ヒント2 15万坪
ヒント3 星の旅
ヒント4 ネズミがいる
ヒント5 大きな雷の山
ヒント6 千葉なのに東京
ヒント7 シンデレラ

分かったら挙手をするように伝えていた。
ヒント4で、ほとんどの児童が挙げていた。
そこからはスピードアップして答えを伝えた。

発問2:

ディズニーランドの創始者は誰でしょうか。

ウォルト・ディズニー。ディズニーとならば言える児童がいた。

発問3:

ウォルト・ディズニーが、ディズニーランドを創る時に一番大事にした考えとは、
一体どのような事だったでしょう。
「お客様に(  )と(  )をプレゼントする。」

「お客様に(夢)と(感動)をプレゼントする。」
児童は、愛・希望・元気・笑顔などを挙げた。

発問4:

東京ディズニーランドでは一日何人くらいの人が働いていると思いますか。

7000人

説明1:

キャストと呼ばれる従業員として7000人います。
このキャストの中でもっとも力を入れているのが、カストーディアルです。

発問5:

どのようなお仕事でしょうか。

パレード、踊る人、警備員などが出た。
正解は、掃除だ。

説明2:

ディズニーランドでは、お客様に夢と感動をプレゼントするために、
ゴミ一つ落ちていない場所を目指しています。
もしゴミが捨てられてしまっても、15分以内には必ずカストーディアルが掃除をするようになっています。
このような人たちの中には、夜に掃除をする「ナイトカストーディアル」がいます。

説明3:

ナイトカストーディアルには、掃除の目標があります。

発問6:

当てはまる文字を考えましょう。
「(    )くらい、きれいにする」

この問題は保護者にも答えてもらった。
・紙くずひとつない
・行くだけで元気になる
・裸足で歩いてもケガをしない
正解は、『赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらい、きれいにする』

説明4:

しかし、真夜中の掃除は、やっぱり寂しいし、イヤになることもあるそうです。
これから読む資料は、あるナイトカストーディアルの話です。

東京ディズニーランドの役員である北村さんは、
従業員とコミュニケーションをとるために、
月に2・3回は、自らナイトカストーディアルとして深夜の掃除をするそうである。
ある夜、北村さんがアドベンチャーランドを掃除し、
食堂の厨房を洗い終えた午前3時頃、
トゥモローランドへ移動したときのことである。
そこには、大きなトイレがあり、若いナイトカストーディアルが掃除をしているのが見えた。
しかし、彼が一人で一生懸命ゴシゴシと掃除しているのに、
そのトイレから話し声が聞こえてくる。

発問7:

話し声が聞こえているのは、なぜでしょうか。

怖いので一人でしゃべっていた。歌を歌っていた。実は一人ではなかった、等の意見があった。

説明5:

続きを読みます。
北村さんが不思議に思って、近づいてよく聞いてみると、
何と彼は便器に話しかけながら掃除をやっていたのである。
これには、北村さんはビックリした。
そして、なぜ便器に話しかけているのかを彼に尋ねた。
彼はぽつりぽつりと話しはじめた。
「僕は、自分で希望して、この職業を選んだけれど、
 この仕事が嫌で嫌でしかたがありませんでした。
 夜はやっぱり寂しいし、こんなに広いところを少ない人数でピカピカにするのはつらい。
 どうしてこんな事をやっているのか、情けなくなってきたんです。
 何度もやめようと思った。
 でも、本場アメリカのディズニーランドへ行って、考え方が変わったんです。
 なぜなら、むこうのナイトカストーディアルは
『こんな素晴らしい仕事をどうして嫌がるんだ。
 僕は全然さびしくないよ。なぜだか教えてやろうか』
と言って、トイレに連れて行ってくれたんです。
それで『これはみんな僕の友達だよ、名前もあるんだよ』と言って、
ずらっと並んだ便器を『トム、ジャック、スティーブ・・・』と順番に呼んで紹介してくれました。
『僕は、毎晩彼らと話しながら仕事してるんだ』
というなり、彼は、
『トム、どうだい元気かい。
 そうか、今日は思いきり汚されたからキレイにしてくれって?
 よし、思いっきりキレイにしてあげるよ』
なんて言いながら、掃除していくんです。
『こうしてキレイにしてあげると、便器も喜ぶし、お客さんも喜ぶんだ。
 そして、ぼくも楽しいよ』
これはスゴイ。
僕は思わず泣けてきました。
よし、僕もこれでいこう。
そう思って、日本に帰ってきてから頑張っているんです。」
彼は、こんな話しをしてくれた。
北村さんは、心がホッと暖まるような感動を覚えた。

この後、感想を書かせた。
①掃除を今までよりもマジメにやろうと思った。
②トイレに名前をつけるのはおかしいと思ったけど、掃除を大切にしていることが分かった。
といった感想があった。

[参考・引用]
・TOSSLAND NO, 2210049 東京ディズニーランドから学ぶ テーマ:掃除、今井淳氏
・TOSSLAND NO, 2210300 東京ディズニーランド「カストーディアル」に学ぶ(修正追試)、寺田充伯氏
・ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと(鎌田洋、ソフトバンククリエイティブ)
・「お客様の幸せ」のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた(安孫子薫、小学館)


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