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TOSSランドNo: 2583901 更新:2012年12月24日

修了式に日は、別れを意識させよう


終了式の日は何をするか。いろいろあるだろうが、私は次の3つのことをする。(通知票は①の前に渡す。)

① みんなで遊ぶ
② 過去を振り返る
③ 泣かせる授業

① みんなで遊ぶ

1時間目の修了式の後に、みんなで遊ぶ。
遊びは何でも良い。このクラスでできる最後の遊びである。

今日みんなでやる遊びは、このクラスにとって最後の遊びです。明日になれば、クラスみんなで遊ぶことはできなくなります。だから、楽しくみんなで遊びましょう。

めちゃぶつけが流行っていた年はそれを行った。また、手つなぎ鬼をやったときもある。(鬼ごっこ系の方が楽しいかもしれない。)
絶対に教師も一緒になって遊ぶこと。そして、教師が一番楽しくやる。これが最後の③への布石となる。

※ クラス替えをしない場合については、言葉をかえる必要がある。「みんなはクラス替えをしないから次の学年も一緒だね。でも先生はわからない。だから、先生とみんな一緒に遊ぶのはこれが最後になるかもしれない。」などと言っても良い。

② 過去を振り返る

つまり、子どもの写真や映像を写すことだ。10分~15分ほどで良い。
運動会のダンス・学習発表会のビデオや行事ごとにとった写真をスライドショーで写せば良い。
お勧めは「ユーリードビデオスタジオ」というソフト。操作方法がわかれば結構使える。

ここでのポイントは、楽しく雑談しながら。そして、ちょっぴり別れを意識させていく。

「楽しかったね。でも、今日で最後なんだね。」「こんなこともあったね。もうやりたくてもできないだね。」「もしかしたら、今日この日が最後で一生このメンバーがそろうこともないかもしれないね。」

などと教師が言うと良い。

③ 泣かせる授業

何も特別な授業を用意する必要はない。学級通信に教師の思いを詰め込んで、それを読んでやるだけで良い。
このときのポイントは、絶対騒がしくさせないこと。厳粛にも厳粛に行う。
これが肝心である。遊びとのギャップがより一層別れを意識させる。
「あ~。もうみんな過ごすのは、あと少しなんだ・・」と。 
(すぐに帰れるようにランドセルなども机に持ってこさせておく。これもポイント。)

次のようにする。

先生からの最後の授業です。みんな静かにしてください。先生の今の思いを学級通信に書きました。それを今から配ります。最後の授業ですから、みなさん、真剣に聞いてください。おしゃべりはしません。

※学級通信は、甲本先生、伴先生、小野先生の学級通信を参考にして作成した。

__________2012-12-24_0.11.21
__________2012-12-24_0.05.38

学級通信を読む。(淡々と読むのではなく、語るように読む。子ども一人ひとりを見ながら読む。)
途中まで読んで一度読むのを止める。
そして、次のように言う。

みんなと過ごしてきた1年間。本当にいろんな思い出があります。一人ひとりいろいろな思いであると思います。
一言だけでも良いです。最後にみんなと過ごしてきてどうだったか感想を一人ずつ言ってください。

ここがポイントである。この感想で必ず泣く子がいる。
そうすると、連鎖的に泣く。
教師は、一人ひとりの感想を受け取ってうなずいたり、あいずつをうったりする。 
泣いていてなかなか感想が言えない子は、
「頑張れ。これが最後なんだから。」と声掛けをする。

最後の一人が感想を言い終わったら、学級通信の続きを読む

そして通信を読み終わったら次のようにしめくくる。

みんなの感想の中に、「このクラスのことを忘れません」と言った人が何人かいました。(必ず言う子がいます。)
でも、先生はそう思いません。このクラスがどんなに良いクラスだったとしても、どんなに居心地が良いクラスであってもそれを引きずっていてはいけません。このクラスのことなんて忘れるくらいの、そんな素晴らしい出会いをしなければいけません。

出会いあるからこそ人の世は素晴らしく
別れがあるからこそ人の世は美しい

のです。

出会いがあるからこそ~の文は、向山先生の文章から引用したものである。

私は、この文章が大好きだ。だから、毎年この言葉を最後に言うと決めている。
通信を読む時もそうだが、絶対照れて、話さないようにしている。照れ笑いしたら終わりである。
書いてあることは、結構、くさい内容だが、教師が真剣に読めば、子どもは真剣に聞いてくれる。

しめくくりである。

今から、「さよなら」をします。さよならをしたら、いつまでもこの教室に残っていてはいけません。
このクラスはさよならをした瞬間に解散したのです。だから、きれいさっぱり忘れなさい。そして、新しい出会いを楽しみにしなさい。

それでは、本当に最後です。
みなさん。さようなら。

こう言って、さようならをする。
なかなか帰らない子にははやく帰りなさいと言う。

このようにして、
別れを意識させ、新しい出会いを楽しみにさせる。


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