発問1:
今から200年前,東京は江戸と呼ばれていました。
人口100万人,世界最大の都市にも関わらずゴミはほとんどでませんでした。
なぜだと思いますか。
リサイクルのシステムが確立されていた。
発問2:
例えば,「やきつぎ」という職業がありました。
「やきつぎ」とは壊れた茶碗や湯飲みを修理するという仕事です。
壊れたからといって,すぐにすてるのは『もっ○○○○』
どんな言葉が当てはまりますか?
『もったいない』
説明1:
昔から,日本人には物を大切にする心「もったいない」という精神が宿っていたのです。
しかしながら,今から50年前,高度経済成長期に大量生産,大量消費,大量破棄が行われ,いつしか「もったいない」という精神も忘れされれてしまいました。
発問3:
「ゴミの総排出量の推移」を表したグラフです。
ゴミは年々どうなっていますか。
増えている。
発問4:
今後,ゴミは増えると思いますか減ると思いますか増えるという人,減るという人。
グラフの傾向を見ると,「増える」と答える児童が多いと思われる。
発問5:
このままではいけないということで,ゴミを減らそうと努力する企業が増えてきました。
九州電力で使われはじめた軍手です。何か書いてありますね。何と書いてありますか。
リサイクル
発問6:
今までは買っていた軍手ですがあるものからリサイクルするようになりました。
何だと思いますか。ノートに書きなさい。
古くなった作業着
発問7:
ダムの写真です。このなかに今までは捨てていたけど有効活用するようになったものが写っています。何だと思いますか。
流木
発問8:
どのようなものに活用されていると思いますか。
堆肥
発問9:
この写真の中にも堆肥として利用されるようになったものがあります。
フジツボ
※ 火力発電所や原子力発電所は海に面しているのでフジツボがつく。
説明2:
このような企業の取組を「ゼロエミッション」といいます。
ゼロエミッションとは,昔の日本人がもっていた「もったいない」という精神なのです。
そして「もったいない」という日本語は,今,世界に広がろうとしています。
みなさんも身の回りでリサイクルできるものはないかどうか考えてみましょう。
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