発問1:
ノートパソコンのバッテリーです。見たことがある人。
説明1:
バッテリーとは,電気を蓄えておくところです。
このバッテリーがあれば 電源コンセントがなくてもパソコンを動かすことができます。
バッテリーは充電と放電を繰り返して使います。
発問2:
バッテリーは
① くり返し使っていると使えなくなる。
② ほぼ永遠に使うことができる。
①だと思う人,②だと思う人?(正解は①)
説明2:
バッテリーが使用できる時間について見てみましょう。
(サイトでグラフを提示)
発問3:
バッテリーが使えなくなったらどうしますか?
① 新しいものに買い換える。
② そのままにしておく。
③ その他
発問4:
(江戸時代の笠張の写真を提示する)
江戸時代は,リサイクルのシステムが確立していた時代です。
何をしていますか?
説明3:
傘の紙の部分を張り替えています。
このように一部だけ新しいものと交換するとうことが江戸時代はよく行われていたのです。
このことを最近では「リフレッシュ」といいます。
発問5:
バッテリーはリフレッシュできるのでしょうか?できないのでしょうか?
できるという人?(挙手),できないという人?(挙手)
説明4:
実は,バッテリーもリフレッシュできるんです。
バッテリーの中をみると,「セル」という部分があります。
ここに電気を蓄えるのですが,バッテリーが使えなくなるのは,この「セル」という部分が悪くなるのです。
つまり,他の部分はそのまま使って,「セル」だけ換えることができます。
当然,一部だけ変えるので「新品」を買うより安くなります。
発問6:
:1,2年後,セルだけをかえて,バッテリーのリフレッシュを行った場合,
① 新品よりも,少しだけ使える時間が短くなる。
② 新品と同じ時間使えるようになる。
③ 新品よりも長い時間使えるようになる。
のどれでしょうか?①だと思う人(挙手),②番(挙手),③番(挙手) (正解は③)
説明5:
2から3年後は,セルの技術開発も進んでいるので,新品よりも長く使えるようになる。
説明6:
みなさんの身の回りには,ノートパソコンのバッテリー以外にもリフレッシュできるものがたくさんあるかもしれません。
捨てたり,新しいものを購入する前に,リフレッシュでいないかどうかもう一度考えてみましょう。
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