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TOSSランドNo: 4061344 更新:2012年12月16日

討論、裏文化をさせる時は、教師が覚悟を決めてやること(「法則化」向山洋一DEEP研究会(D研)通信No6)


№0006  1999.03.30(TUE.)

「法則化」向山洋一DEEP研究会(D研)通信
 
                                                発行人:伴 一孝
 

 長らく「D研」に手をつけることのない日々を送ってしまった。力不足の証明である。会員の皆様には,心からお詫びを申し上げます。
 「時の流れ」は驚くほど速い。このひと月半の間に,実に様々なことがあった。

 2/20(土) 東京「法則化学校づくりセミナー」参加
 2/21(日) 東京「日中漢字文化検定会議」出席
 2/27(土) 唐津「向山型『分析批評』講座」出席
 2/28(日) 博多「エネルギー教育シンポジウム」出席
 3/ 1(月) 長崎「ボランティア教育会議」出席
 3/ 6(土) 長崎「向山塾編集会議・計算スキル等原稿検討会」出席
 3/13(土) 長崎「体育サークル及び本サークル」出席
 3/17(水) 長崎「計算スキル・サークル共著原稿検討会」出席
 3/20(土) 東京「日中漢字文化検定会議」出席
 3/21(日) 東京「分析批評上達講座」出席
 3/22(月) 東京「言語教育技術学会」参加
 3/26(金) 京都「エネルギー教育全国協議会」出席

 ほとんどが向山先生がらみである。ひと月余りの間に,6回も向山先生にお目にかかっている。「お目にかかっている」と言っても,私に力が無いので,会話は余り成立しないのだが,お話を聞くことができている。ありがたいことである。
 これらのイベント・会議のほとんどで提案あるいは発表を行い,その間に6年生を卒業させ,様々な懸案事項を処理して,学校の仕事は人並み(?)に行ってきたつもりなのであるから,私もかなり厚顔である。2~3年前の私ならば,おそらくつぶれてしまっている。10年前の私ならば,多分,廃人になっている。
 4月以降も,状況は同じである。現在確定している分のみ並べてみる。

 4/ 3(土) 長崎「向山塾:向山先生の授業VTR/3年“じしゃく"検討会」出席
 4/10(土) 千葉「日中漢字文化検定会議」出席
 4/11(日) 千葉「エネルギー教育全国協議会」出席
 4/18(日) 山口「TOSS授業上達セミナー」参加
 4/19(月) 長崎「向山塾編集会議」出席
 4/24(土) 大阪「関西K6の先生方の会議」参加
 4/25(日) 奈良「TOSS関西フレッシュセミナー」参加
 5/ 2(日) 東京「日中漢字文化検定会議」出席
 5/ 8(土) 長崎「法則化長崎バラエティ講座99」出席

 4月はこれに「D研」「本サークル」「計算スキルの原稿検討」「サークル共著の原稿検討」等が挿入される。どのような組み方をしていけばよいのか,今のところ見えてこないのであるが,善能寺先生に相談しながら調整していきたい。
 このような形で,週末はほとんど家にいない生活が続いている。家内の苦言も増えた。しかしながら,何かを失わなければ,何かを得ることはできない。自分で選んだ道なのだから,この状況を楽しんでいくしかないと思っている。
 考えてみれば,向山先生のおかげで,毎年少しずつ勉強・修行をさせていただき,無理なく仕事の処理速度をあげてきて,今の私があるわけである。最近「やっててよかった法則化」というキャッチフレーズをよく耳にするが,心の底からそう思う。13年の間,法則化で向山先生に学び続けてきたおかげで,今の自分の仕事・実践があるのである。このことを,片時も忘れてはならない。
 3月21日(日)の「分析批評上達講座」で,向山先生が「やまなし」の授業について語られたことの中から,伴がメモしたことの一部を,以下に掲載する。

① 子どもには,討論に入る前に,「自分の考え」をこびりつける,確 定させるという前提が必要である。
② 討論の指導では,「ズレを自分たちで修正していく」ということを 教える。
③ 「子どもの意見を黒板に書かせる」こと一つとっても,次のように 原則をふまえたやり方が必要である。
1.一つ書いたら持って来なさい。
2.思いつかない人は,先生に相談にいらっしゃい。
3.五つ以上書いた人は,一つだけ黒板に書きなさい。
④ 向山学級と伴学級の違いと言えば,一つは「裏文化」があるだろう。 例えば「お菓子のお部屋」等,何かを達成した時にやっていた。こういうのは,もちろん校長も周りも反対する。教師が覚悟を決めてやるのである。授業の他の場面でも,ぜひ追っかけをやってほしい。
⑤ あとは,「ノートに書かせる」等,授業の一つひとつの原則を使いこなしていくことが必要である。

 向山先生の言葉は,実に奥が深い。その時は分からなくても,自分の実践ができるようになって初めて「こういうことだったのか」と分かることがある。あるいは,ちょっとした一言に,授業の死命を決するような重みのある内容を見出すこともある。多くは,ぼんやりと聴いていただけでは駄目で,自分で痛い目をみて,血を流しながら,自らのものとしていかねばならない言葉なのだ。
 「分析批評上達講座」では,私も話をさせていただいた。内容は三つである。

① 向山先生の「やまなし」CDでは,“発表”の授業がどのようになされたのかが見えなかったので,伴は研究授業にかけてご意見をいただきながら,2回“発表”の組み立て方を変化させた。
② 「やまなし」CDにおける子どもの「音声分析」をしてみたい。プライドと謙虚さが見事に統合された音声は,追試不可能である。
③ このような向山学級の子どもたちの音声は,おそらく「逆転現象」の成
せる業なのである。四代目における「“の”の意味」の授業で,向山先生は優等生を叩き潰している。このような授業だけでなく,裏文化も含めた学級生活全ての場面で逆転現象を表出させることによって,子どもに自由で平等な場を保証しているのではないか。伴ならびに多くの追試者は,教科指導(例えば国語等)にばかり目が向いてしまっており,追求の目標がそこにしかなかったという点において,間違いを犯したのではないか。
 

第5回目の「D研」は,4月19日(月)18:30からである。(会場:長与町福祉会館)

 第5回「『法則化』向山洋一DEEP研究会」の課題

【課題】 学級通信「スナイパー」№4に,次の文章がある。

 明日からは,四代目の名前を覚えるのに必死になるだろう。6の2の破壊と否定の上に,二年間の構想を考える事だろう。そうした時,俺は一切うしろをふりむかない。なつかしさだけで6の2の生活を考える事はない。自分の全力をあげた,自分の限界まで追求した<6の2という>作品より更に質の高いものを創るにはどうすれば良いか,何が必要か,特に自分自身の何を否定していくかという点でしか考えない。四代目と共に,最高の内容と質を持った教育をいかに創造していくかという事しか考えない。

 向山先生は,「四代目の教育」を始めるにあたり,自分自身の何を否定したのか。三代目の学級通信「えとせとら」と,四代目の「スナイパー」との比較検討等を根拠に,具体的に推定して,B4版数枚で論じよ。


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