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TOSSランドNo: 1995238 更新:2018年04月10日

中学の書き初め指導を新聞紙で


新聞紙2枚の折り方・貼り合わせ方

多くの中学の書き初めで使われているであろうサイズは条幅(35×136cm)だと思う。
この36cmというのはB4用紙の横幅とほぼ同じなので、お手本などを配るとき、B4の用紙に印刷して配ると、この新聞紙作成が指示しやすい。

【作り方】
①新聞紙2枚を縦長に広げ、B4用紙の横幅に合わせて横幅を折る。(写真1枚目)
*写真は見やすいようにガムテープでとめてあるが、セロテープやマスキングテープで上下を5cmずつくらいとめれば十分。折り目をしっかりとつければ、とめなくても使える。

②それぞれの4分の1(写真の赤く塗ってある部分)が重なるように重ねて、裏をテープでとめるとほぼ縦の長さと同じになる。(写真2枚目)
*新聞を小さく折るときに自然と4分の1に折り目がつくのでそこを重ねるように指示する。

最初の1時間は一緒に作り方を教えながら作り、次の時間からは「作っておくように」と指示しておけば、すぐに練習に入れる。

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新聞で練習するメリット・デメリット(注意点)

【メリット】
①何よりも本当の大きさを体験できるので、字配りや中心線を意識して練習できる。

②「失敗できない」というプレッシャーが少ないので、のびのびと練習できる。

③新聞記事の段組の線など目印になるものが多く、中心線などを意識しやすい。

④3のメリットと併せて、筆が滑りやすく、和紙に書くよりも上手く書きやすい。
→それらの上手く書けた作品を「新聞書き初め展」として教室や廊下に掲示しておくと、貼られた子は喜ぶし、上手い字配りなどの参考になり、本番前の良いお手本となる。

【デメリット・注意点】
①本番の和紙は墨を吸いやすいので、新聞で書くときよりもしっかりと墨を含ませて書くように伝えておく必要がある。

②書いた作品は自分たちで持ち帰らせないとゴミの量が多くなりすぎる。(新聞書き初め展などをやる場合、合格が出た物だけ、教師が預かる。)

③新聞をとっていない家庭が増えたので、教師の方でも大量に用意しておく必要がある。(書き初めの時期になったら図書室や職員室用のも捨てずにとっておいてもらう)

④全面広告のページなど写真が多い部分は墨をはじくので少し書きづらいことを伝えておく。(それでも書けはするので、神経質になる必要はない。)

⑤スポーツ新聞などには不適切な記事も多いので使わないようにする。

授業の進め方の一例

本校は見本を4通り用意し、それでも良いし、自分で言葉を選んでも良いとしている。
授業の中では書きやすい2通りを練習する。

1,2時間目→お手本Aを練習。
3時間目→お手本Bを練習。
4時間目→A、Bどちらか好きな方、またはC、Dなど書きたいものを練習
という計画で行っている。

①1時間目は新聞紙での作り方を一緒に確認しながらすすめていくので、「今後の授業の進め方の確認」と「新聞紙での折り方」の確認で15分ほどはかかる。
 その後黒板に、自分で書くか、拡大印刷をした見本を貼りながら、それぞれの文字のポイントをチョークで大きく書いて説明していく(一緒に空書きなどもさせる)(5~10分弱)
 その後はそれぞれで練習開始。床の空いているところ書く生徒もいるが大半は自分の机で書いている。(イスはしまって、立って書く方が書きやすい)
 書けた生徒から黒板に貼らせて、自分で遠くから眺めさせる。「どう?」など聞くと自分で良い点と悪い点を結構言えるので、良いところを必ずほめて挙げながら、次に意識するべきところをアドバイス。
 終了5分前には片付け始める。
 1日目は練習は1回だけで終わってしまう生徒が大半。(早く終わった生徒は1枚をB4幅に折って、1,2文字だけ練習する)

 2時間目以降は各自で授業前に新聞を作らせておくので、一人2回ずつほど書ける。
 前に貼ってみて、良い作品は「これちょうだい」と言ってもらい、別のクラスでの見本にしたり、新聞書き初め展で掲示する。生徒は意外に喜ぶ。「もらってくださいよ」と自分からアピールしてくる子も多い。


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