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TOSSランドNo: 2398670 更新:2017年03月09日

「さまざまな表現技法」(2014)


1 言葉の並べ方の工夫

P195、一つめの例文を読む。
「大空に真っ白な雲が浮かんでいる。」

説明1:

これは、普通の表現です。

二つめの例文を読む。
A「大空に浮かんでいる、真っ白な雲が。」

説明2:

言葉の順番を入れ替えて、表現を工夫しています。

三つめの例文を読む。
B「大空にまるで羊のような雲が浮かんでいる。」

説明3:

たとえを使って、表現を工夫しています。

次の説明6行を読む。

説明4:

表現技法には、大きく分けて2種類あります。
「言葉の並べ方の工夫」と、「たとえを使った工夫」です。
この2種類の表現技法について勉強します。

体言止め

「体言止め」と板書。ノートに書かせる。
説明3行を立って1回読む。
例文を全員で音読。
「古池や蛙飛こむ水のおと」
 
※以下の技法についても、同様に進める。

【指導のポイント】
文末が体言(名詞)で終わっていることを確認する。
例文は俳句だが、ふつうの文でもいいことを説明する。

指示1:

体言止めを使った文を作りなさい。

一つ書けたらノートチェック。
合格なら○をつけて板書させる。
 
※以下の技法についても同様に進める。

・本屋さんで買った本。
・とうとう明日は卒業式。
・公園で転ぶ弟。
・今日は寒い冬。
・目の前にあるたくさんの果物。
・結果が待ち遠しい宝くじ。
・待ちに待った休み。
・たくさんの人々。
・にぎやかな公園。

倒置

【指導のポイント】
例文を通常の語順に直すとどうなるかを確認する。
いったん、普通の文を作ってから、語順を入れ替えると倒置になることを説明する。

指示2:

倒置を使った文を作りなさい。

・私はしばらく待っていた、集合時間を間違えて、走ってくる友人を。
・寒い、外が。
・しずくが落ちる、固いアスファルトの上に。
・おいしいことが不思議だ、このパンが。
・きれいに水に映る、富士山が。
・鳴いている、鳥が。
・わたしのところに飛んできた、ボールが。
・とうとう降ってきた、雨が。
・おわったー、おれの人生。

反復

【指導のポイント】
「反復」は簡単なので、説明を例文を読んで終わる。

対句

【指導のポイント】
例文の、どの言葉とどの言葉が対応しているのかを、一つずつ確認する。
「壁に耳あり、障子に目あり」、「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」を例に、文型は同じで中身が変わることを説明する。

指示3:

対句の技法を使った文を作りなさい。

・A君は勝手にしゃべる。B君はしずかにだまる。
・甘い砂糖、苦い薬。
・背の高い父、背の低い母。
・大粒の雨が降る、たくさんの雪が降る。
・冬は寒い、夏は暑い。
・ありがとうと言った、どういたしましてと返ってきた。
・今日は晴れた、きのうは雨だ。
・あの人は涙を流して悲しみ、この人は笑って喜んだ。

省略

【指導のポイント】
「月は東に」の後に何が続くか、「日は西に」の後に何が続くかを想像させる。
省略された部分は人それぞれで想像できることを確認する。
マンガや映画のセリフなどでは、よく使われることを説明する。「まさか、こんなことが…」、「私、あなたのことが…」など。

指示4:

省略の技法を使った文を作りなさい。

・実は今日、宿題を…。
・実はこのヨーグルト…。
・なんで冬は…。
・テストで100点とった。こんなにいいとは…。
・もしかして君は…。
・なんで…。
・100万円で買ったものが…。

2 比喩(たとえ)

最初の説明3行を読む。

直喩

【指導のポイント】
比喩は「何かを何かにたとえる」のが基本構造であることを説明する。
例文は「雪」を「真綿」にたとえていることを確認し、「雪」と「真綿」の共通点を考えさせる。「白い」、「ふわふわ」、「軽い」など。

指示5:

直喩の技法を使った文を作りなさい。

・夕日がりんごのようだ。
・このリボンは、まるでちょうちょのようだ。
・あの雲はまるでわたあめのようだ。
・この寒さは南極にいるようだ。
・人ごみの中、私の父は電柱のようにつき出ている。
・あのデモの集団は、まるでアリの行列のようだ。
・私の家のじゅうたんは、プーさんの毛のようでありました。
・やみに光るちょうちんは人だまのようであります。
・家の前にある川は広いから海のようであった。

隠喩

【指導のポイント】
例文が「木」を「しずかなほのお」にたとえていることを確認する。
「木」と「しずかなほのお」の共通点を考えさせる。「形」、「影ができる」、「ゆらゆら動いている」、「その場から動かない」など。

指示6:

隠喩の技法を使った文を作りなさい。

・月は空のランプ。
・ぼくは犬。
・雨の日にできる水たまり。水たまりは自然のかがみ。
・鳥はピアノ。
・木は森の電柱。
・きのこは帽子をかぶっている。

擬人法

【指導のポイント】
例文は「何を何にたとえているのか」を確認する。(「夕日」を「人間」にたとえている。)
擬人法は「何かを人間にたとえる」のが基本構造であることを説明する。
人間以外のモノや動植物が、意思を持って行動しているかのように表現すると擬人法になることを説明する。

指示7:

擬人法の技法を使った文を作りなさい。

・シャーペンがノートの上で踊っている。
・鳥が歌う。
・雪が道を白い絵の具でぬっている。
・あちー! 今日も太陽がおれをにぎりしめる。
・リンゴやトマトが照れている。
・言葉が君をたたいている。
・テレビは物知りだ。

P197「生活に生かす」という囲み記事を読む。

説明5:

作文や日記を書く時にも、いろいろな表現技法を使ってみると、表現が豊かになります。

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